町田フットパスのかしの木山から芹ヶ谷公園コースは、玉川学園駅からスタートして、周辺の高級住宅街から「かしの木山自然公園」、「鞍掛けの松公園」、「芹ヶ谷公園」の三公園を歩きながら、町田駅の中心街へと向かうコースになっています。
コース上では、町田市街と丹沢の山並みを一望できる眺望や国の史跡指定第一号の高ヶ坂遺跡を巡るものとなっているので、散策コースとしてとてもおすすめなものとなっていました。
また、フットパスって何?という人はまずこちらのページをご覧ください。
目次
町田フットパスのかしの木山から芹ヶ谷公園コース
<今回のコース:距離 約5.5km>
小田急線 玉川学園前駅→たぬき山→かしの木山自然公園→鞍掛の松公園→高ヶ坂遺跡→原町田市民の森→芹ヶ谷公園→町田市街→JR横浜線・小田急線 町田駅
10時30分に玉川学園前駅の南口をスタートです。
はじめは住宅街の中を右に行ったり左に行ったりと、けっこう曲がるので、道に迷わないよう気をつけてください。
南口を出たらまず左に曲がります。
ちょっと歩いたら右に曲がります。
閑静な住宅街の中へ入っていきます。
ぬぼこ山本宮の鳥居の横を通り過ぎます。
境内の中に入ろうかとも思ったのですが、今回は中に入らず先を急ぎました。
四辻のところを左に曲がります。
次の三叉路を右に曲がります。
郵便ポストが真ん中に立っているここを右に進みます。
左の金網の向こうはテニスコートです。
突き当たりを右に曲がります。
今度はここを右に曲がります。
ここからの道が、鎌倉道だそうです。
閑静な住宅街の中を進んでいくのですが、住宅と住宅の間から見ることのできる景色がとても素晴らしかったです。
ここからは道なりにまっすぐ進んでいくだけなので、道を間違えることはないと思います。
静かな雰囲気の住宅街の中をけっこう歩いて行くのですが、ユニークな家もあるので楽しむながら進んでいけました。
あまりキョロキョロして写真を撮っていると不審者と思われるかもしれないので、そこは注意してください。
昭和薬科大学の緑地沿いの歩道に入ってきました。
こちらは企業のグランドのようですが、遠くに丹沢の山々を見ることができ、ステキな景色でした。
グランドの横を通り過ぎます。
昭和薬科大学の西門の横を通り過ぎます。
薬用植物園はこの西門の守衛室で記帳して見学カードを身に付けて入って行くそうです。
開園は土曜日の10時から16時までで、8月を除く4月から10月の毎月1回薬草教室も開かれているそうです。
西門の横を通り過ぎ、このあと「たぬき山」に行くのですが、このまま階段を下りてもいいですし、ここで左に曲がっても行けるようです。(ちなみにこのあと書きますが、たぬき山は無くなっていました。)
私は左には曲がらずに、階段を降りました。
階段を降りて2つめの分かれ道を左に曲がります。
森の中に入っていきます。
山の中を歩いているような雰囲気がありました。
立派な竹林の中を通っていきます。
たぬき山が見えてきました。
たぬき山
たぬき山に到着したら、なんと無くなっていました。
私が持っているフットパスガイドマップが作られたのは、2009年なのでこんなこともあるんですね。
気を取り直して、道路を右に曲がり今度はかしの木山自然公園へ向かいます。
かしの木山自然公園
かしの木山自然公園に到着しました。
もう「たぬき山」が無くなっていたので、階段を降りたら右に曲がらないで、まっすぐ歩いて「かしの木山自然公園」を目指した方がいいと思います。
ちなみにここは公園の北口になります。
かしの木山自然公園の開園時間
開園時間はこんな感じです。ちなみに入園料は無料です。
かしの木山自然公園の地図
入口には「かしの木山自然公園」の地図(案内図)がありました。
府中・関戸から町田市内を通り、瀬谷を経て鎌倉へ通じる鎌倉古道がこの「かしの木山自然公園」に残っているそうです。
中に入っていきます。
里山の自然を活かした形で公園を作りたいという市民の願いのこもった公園になっています。
広さは約5.5haだそうです。
展望広場の六角亭のところまできました。
展望広場からの景色です。
【動画】かしの木山自然公園の展望広場からの景色
公園の南口から出ます。
万歩計でみた「玉川学園前駅」から「かしの木山自然公園」までの所要時間と距離
「かしの木山自然公園」の南口を出たところで、時計を見てみると11時20分になっていました。
玉川学園前駅を10時30分に出発したので、ここまでの所要時間は50分になります。
万歩計は、4952歩で距離は3.56kmとなりました。
住宅街の中を進んでいきます。
鞍掛の松公園
鞍掛の松公園に到着しました。
元弘三年(1333)、新田義貞が分倍河原と関戸で鎌倉方の北条泰家と合戦をして、大勝利した次の朝、この周辺で馬の鞍を松に掛けて兵馬を休ませたという言い伝えが残っているそうです。
公園の脇には鎌倉古道と記した石柱もありました。
ここで右の階段を下ります。
けっこう急な階段なので気をつけてください。
階段を下りると町田市街を一望することができる景色が現れました。
住宅街の中に入っていきます。
「ひろや」というお店のところに出てきました。
恩田川の「三蔵寺橋」に出てきました。
ここを左に曲がって「旧高瀬橋」のところまで歩いて行きます。
川沿いを歩いて行きます。
旧高瀬橋を渡り、まっすぐ進みます。
突き当たりを左に曲がります。
ここから住宅街の中を右に左に曲がって、熊野神社と高ヶ坂遺跡を目指します。
行く前にここからの道をしっかりと確認しておかないと道に迷うと思うので気をつけてください。
高瀬第1公園の横を通り過ぎます。
くら寿司の横も通っていきます。
国際版画美術館の看板の横も通り過ぎます。
熊野神社の境内が見えてきました。
高ヶ坂 熊野神社
高ヶ坂の熊野神社に到着しました。
正直ここまで来るのにちょっと道を迷いました。
境内には桜稲荷も建てられていました。
成瀬街道のラーメン屋さんの横を通り過ぎます。
高ヶ坂遺跡
高ヶ坂石器時代遺跡に到着しました。
縄文時代中期末頃の竪穴式敷石住居跡で、地元の教師山本亀三氏によって発見されたそうです。
高ヶ坂石器時代遺跡の説明文です。
いったん来た道を戻って原町田市民の森を目指します。
ここも細い道を進むので、ちょっと道に迷うかもしれません。
事前にグーグルマップなどでしっかり確認しておいた方がいいと思います。
原町田市民の森
原町田市民の森の森へ入っていきます。
中はほんとに森で、遊具などはなくこんな感じでした。
原町田市民の森を出たら右に曲がります。
坂を下ります。
芹ヶ谷公園
坂を下って左手が芹ヶ谷公園の入り口になります。
国際版画美術館
中に入るとすぐ国際版画美術館がありました。
今回はなかに入らずに、そのまま横を通り過ぎます。
国際版画美術館は、世界でもあまりない版画専門の美術館で、北斎や棟方志功などを含む約1万8千点に及ぶ作品が収蔵されているそうです。
芹ヶ谷公園というとジャブジャブ池が有名なんだそうですが、ここでしょうか?
夏は子どもたちで賑わいそうですが、さすがに冬のこの時期はいないですね。
公園の中を進んでいきます。
整備された池もキレイでした。
国際版画美術館から公園の一番反対側まで来ました。
階段を上がって公園の外へ出ます。
母智丘神社
階段を上がり、住宅街の中を歩いていると母智丘神社が左手にありました。
境内の中に入るとお正月の準備をしていました。
母智丘神社は、原町田七福神の弁財天が祀られていました。
母智丘神社の御朱印や原町田七福神めぐりについては、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
町田駅を目指して歩いて行きます。
町田駅周辺のランチ
とんこつらーめん七志
お腹が空いたので、町田駅の近くにお店があった「とんこつらーめん七志」で、お昼を食べました。
ラーメンの写真を撮ったのですが、ブレブレだったのでここには載せませんが、とても美味しかったです。
お腹も満たされ駅前まで来ました。
町田駅の中央改札に到着しました。
万歩計でみた町田フットパスのかしの木山から芹ヶ谷公園コースの所要時間と距離
玉川学園前駅の南口を10時30分にスタートして、JR町田駅の中央改札に到着したときには、12時55分となっていました。
なので、所要時間は2時間25分。
万歩計は13034歩で距離9.38kmとなりました。
フットパスガイドマップでは距離の目安が約5.5kmだったのですが、4km近くオーバーしました。
道に迷ったというのもありますが、正直5.5kmでは到着しないと思います。
歩いた距離は10km近くとかなり歩きましたが、町田市街を一望できるポイントがあったり、自然公園の中で豊かな緑を感じることができたり、今回はいきませんでしたが植物園や美術館など様々な鑑賞スポットがあったりと、町田フットパスの「かしの木山から芹ヶ谷公園」は充実したコースになっていました。
ただ、道に迷うだろうなと思う箇所が住宅地で何カ所もあったので、歩くときは事前準備をしっかりとされてから行かれることをおすすめします。
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