佐倉七福神めぐりは、千葉県佐倉市に建つ7つの寺社をまわるコースになっています。
江戸時代に城下町として栄えてきたことから、歴史的建物や史跡も多く残されており、散策にはおすすめの街です。
このページでは、そんな歴史ロマン漂う佐倉七福神めぐりの様子を写真でお伝えするとともに、御朱印色紙や地図、所要時間などの情報についてもご紹介していきます。
目次
佐倉七福神めぐりの期間、所要時間と地図
期間
- 期間:元旦から10日(2月から12月までは、毎月10日のみ)
所要時間の目安と距離
- 徒歩:約1時間~2時間
- 距離:万歩計で測った距離をこのあとに載せていますので、そちらでご確認ください
巡る順番
巡る順番は、特に決められていないので好きなところから回ることができます。
地図
※場所や日程、時間などは変わっている可能性もございますので、最新の情報は佐倉商工会議所のサイトでご確認ください。
佐倉七福神めぐりの色紙や御朱印の値段はいくらか
御朱印
- 御朱印紙:400円
- 朱印済の御朱印紙:2000円
- 御朱印紙への御朱印:200円(大聖院、麻賀多神社での御朱印は二福神300円)
七福神めぐりの多くは、色紙に御朱印を頂くスタイルですが、佐倉七福神めぐりではA3サイズの御朱印紙に御朱印を頂くようになっています。
その他にも佐倉七福神オリジナル手拭(500円)や佐倉七福神オリジナル御朱印帳(1300円)なども販売されています。
佐倉七福神一覧
寺社名 | 七福神 | 住所 |
---|---|---|
嶺南寺 | 弁財天 | 千葉県佐倉市新町74 |
宗圓寺 | 寿老人 | 千葉県佐倉市新町89 |
甚大寺 | 毘沙門天 | 千葉県佐倉市新町78 |
松林寺 | 毘沙門天 | 千葉県佐倉市弥勒町93-1 |
妙隆寺 | 大黒天 | 千葉県佐倉市鏑木町188 |
麻賀多神社 | 福禄寿、恵比寿 | 千葉県佐倉市鏑木町933-1 |
大聖院 | 布袋尊、大黒天 | 千葉県佐倉市鏑木町661 |
佐倉七福神めぐりしてきた全記録
<今回のコース>
京成佐倉駅→<嶺南寺>→<宗圓寺>→<甚大寺>→<松林寺>→<妙隆寺>→<麻賀多神社>→<大聖院>→京成佐倉駅
様々な巡り方はあると思いますが、私は京成佐倉駅から上記のコースを選んで巡ることにしました。
まずは、弁財天が祀られている嶺南寺を目指して、11時14分に京成佐倉駅をスタートしました。
改札口を出たら、南口へと向かいます。
南口を出たら、左前方の坂を上がって行きます。
駅前ロータリーがあるので、ぐるっと回るような感じです。
バス停の横を通り過ぎます。
ゆっくりとした坂をあがっていきます。
坂がだんだん急になってくるので、少し疲れます。
坂を上がったら、左に曲がります。
成田街道(旧城下町通り)沿いを歩いて行きます。
甚大寺への道案内の札が立っているここで左に曲がります。
嶺南寺(弁財天)
嶺南寺に到着しました。
ちなみに嶺南寺のすぐ目の前が寿老人が祀られている宗圓寺になります。
11時14分に京成佐倉駅をスタートして、嶺南寺に到着したときの時間が11時24分だったので、ここまでの所要時間は10分。
万歩計は1015歩で、距離は790メートルとなりました。
嶺南寺は、寛永十九年(1642)信濃松本藩主であった堀田加賀守正盛の佐倉移封と共に松本より移り建立された曹洞宗のお寺です。
こちらが弁財天の御朱印になります。
宗圓寺(寿老人)
嶺南寺で御朱印を頂いたら、目の前に建つ宗圓寺に訪れました。
宗圓寺は、寛永十六年(1639)
こちらが境内に立っていた寿老人像です。
こちらが寿老人の御朱印になります。
次は、毘沙門天が祀られている甚大寺へと向かいます。
宗圓寺を出たら、右に歩いて行きます。
甚大寺(毘沙門天)
甚大寺に到着しました。
甚大寺に到着したときの時間が11時32分だったので、ここまでの所要時間は18分。
万歩計は1283歩で、距離はちょうど1kmとなりました。
甚大寺は、1615年に天台宗比叡山延暦寺の末寺として建立されたお寺です。
堀田家の菩提寺でもあります。
こちらが境内に立つ毘沙門天像です。
御朱印は本堂奥の建物で頂けます。
こちらが甚大寺でいただける御朱印になります。
次は、こちらも毘沙門天が祀られている松林寺へと向かいます。
来た道を戻って成田街道(旧城下町通り)まで来たら、左に曲がります。
佐倉新町郵便局の手前で左に曲がります。
細い道を歩いて行きます。
たまたま七福神巡りをしている人たちのあとを歩いていたので、この道に気付くことができました。
坂を下っていきます。
坂を下ったと思ったら、今度は上がります。
突き当たりの道に出たら、左に曲がります。
松林寺(毘沙門天)
松林寺に到着しました。
松林寺に到着したときの時間が11時43分だったので、ここまでの所要時間は29分。
万歩計は2113歩で、距離は1.64kmとなりました。
松林寺は、佐倉藩主であった土井利勝が土井家の菩提寺として佐倉城の築城と時期を同じくして建立させたお寺です。
本堂(観音堂)には、春日局より譲り受けたとされる聖観音像が安置されています。
こちらが松林寺の毘沙門天の御朱印になります。
次は、大黒天が祀られている妙隆寺を目指して歩いて行きます。
成田街道(旧城下町通り)まで歩いて行き、右に曲がります。
老舗蕎麦屋「川瀬屋」の横を通り過ぎます。
食べてみたかったですが、今回はあきらめました。
裁判所入口バス停の横を通り過ぎます。
成田街道(旧城下町通り)の曲がり角のところで、真っすぐ細い道へと入っていき、坂の途中で左に曲がります。
妙隆寺の看板が見えてきました。
妙隆寺(大黒天)
妙隆寺に到着しました。
妙隆寺に到着したときの時間が11時52分だったので、ここまでの所要時間は38分。
万歩計は2856歩で、距離は2.22kmとなりました。
妙隆寺は、文明三年(1471)に本土寺第九世日意上人によって開創されたお寺です。
佐倉上の大手門を出た右側に建っていましたが、宝永年間に現在の場所に移りました。
こちらが大黒天の御朱印になります。
次は、恵比寿と福禄寿が祀られている麻賀多神社へと向かいます。
来た道を戻り成田街道(旧城下町通り)まで来たら、左に曲がります。
ここで、成田街道(旧城下町通り)のひとつ手前の道で左に曲がればよかったのですが、少し行き過ぎて道を戻ったりしてしまいました。
山口家住宅の横を通り過ぎます。
塚本美術館の横を通り過ぎます。
県道65号線のところまで来たら、交差点を渡ってさらに真っすぐ歩いて行きます。
麻賀多神社(福禄寿・恵比寿)
麻賀多神社に到着しました。
麻賀多神社に到着したときの時間が12時10分だったので、ここまでの所要時間は56分。
万歩計は4308歩で、距離は3.36kmとなりました。
麻賀多神社は、佐倉総鎮守・城地鎮護の神として地元の人たちから篤い崇敬を集めています。
境内には、佐倉七福神の恵比寿と福禄寿が祀られています。
こちらが境内に立つ恵比須像。
こちらが境内に立つ福禄寿像。
御朱印は恵比寿と福禄寿の2つを教えていただけます。
次は、いよいよ最後の大黒天と布袋尊が祀られている大聖院へと向かいます。
麻賀多神社を出たら武家屋敷方面へと歩いて行きます。
真っすぐ歩いて行くと細い道へ続く場所があり、こっちのほうが近道のようだったのですが、私はちょっと不安だったので大きい道の左に曲がってしまいました。
少しだけ遠回りするような形で歩いて行きます。
佐倉武家屋敷の横を通り過ぎます。
こちらは旧河原家住宅です。
隣に建っている旧但馬家住宅。
大聖院(布袋尊・大黒天)
大聖院に到着しました。
大聖院に到着したときの時間が12時29分だったので、ここまでの所要時間は1時間15分。
万歩計は5463歩で、距離は4.26kmとなりました。
大聖院は、鎌倉時代に開山した真言宗豊山派の寺院です。
佐倉七福神の大黒天と布袋尊が祀られています。
こちらが境内に立っていた布袋尊像です。
大黒天と布袋尊の御朱印を頂きました。
こちらが佐倉七福神の御朱印をすべて集めた紙になります。
京成佐倉駅へと戻ることにします。
京成佐倉駅に到着しました。
京成佐倉駅を11時14分にスタートして、佐倉七福神めぐりを終えて駅に戻ってきたときには12時52分になっていました。
なので、佐倉七福神めぐりの所要時間は1時間38分。
万歩計は7644歩で、距離は5.96kmとなりました。
万歩計で測った佐倉七福神めぐりの所要時間と距離
駅・寺社名 | 時間 | 所要時間 | 歩数 | 距離 |
---|---|---|---|---|
京成佐倉駅 | 11時14分 | - | - | - |
嶺南寺 | 11時24分 | 10分 | 1,015歩 | 0.79km |
宗圓寺 | - | - | - | - |
甚大寺 | 11時32分 | 18分 | 1,283歩 | 1.00km |
松林寺 | 11時43分 | 29分 | 2,113歩 | 1.64km |
妙隆寺 | 11時52分 | 38分 | 2,856歩 | 2.22km |
麻賀多神社 | 12時10分 | 56分 | 4,308歩 | 3.36km |
大聖院 | 12時29分 | 1時間15分 | 5,463歩 | 4.26km |
京成佐倉駅 | 12時52分 | 1時間38分 | 7,644歩 | 5.96km |