ゴールデンウィークの休みを利用して、高尾山の稲荷山コースを歩いて、景信山まで登山してきました。
稲荷山コースは尾根沿いの道を歩いて山頂を目指すコースで、高尾山口駅から高尾山の山頂まで行く3つコース(1号路コース、6号路コース、稲荷山コース)の中では、一番アップダウンがあるので、ちょっと大変ですが、稲荷山や途中の展望台では八王子の街並みや新宿が望めることができるコースになっています。
目次
高尾山稲荷山コースの距離と所要時間はどのくらいか
高尾山稲荷山コースの距離は、約3.1km。
所要時間は、上りが約100分、下りが約80分の目安となっています。
高尾山稲荷山コースの地図(マップ)
高尾山稲荷山コースの地図は、高尾登山電鉄公式サイトに掲載しているものが便利です。
コース自体は、道もしっかりと整備されていますし、案内表示もあるので、道に迷うということはほとんどないと思われます。
高尾山の稲荷山コース登山
9時08分に高尾山口駅からスタートです。
駅前には、大きな高尾山マップがあるので、そちらを見て高尾山の全体像を把握することもできます。
ゴールデンウィーク中に行ったので、とにかく駅を下りたときからたくさんの人だかりでした。
駅から登山口まで行く道もこのような人だかりでした。
高尾山ケーブルカー・リフト乗り場まで来ました。
駅からここまでは歩いて5分くらいで着きます。
ケーブルカーもしくはリフトで高尾山の山頂に行きたい方は、こちらから乗ることができます。
稲荷山コースは、この建物の向かって左側の場所にあります。
高尾山稲荷山コースの登山口
可愛いサルの絵が描いてあるこの場所が稲荷山コース入口になります。
中に入っていきます。
いきなりけっこう急な登りになるので、体が慣れるまでちょっときついです。
緑の中を進んでいきます。
旭稲荷
急な登りを息を切らせながら登ってくると、稲荷山コースの由来にもなっている「旭稲荷」が鎮座しています。
とにかく急な階段が続くのでたいへんです。
登山口から200mのところまでは、ほぼ階段を上っているような状態でした。
登山道はしっかりと整備されているので、道に迷うことはないと思います。
岩場もあるので、滑らないように気をつけてください。
高尾山は、人気登山コースなので、いたるところで木の根っこがむき出しになっていて、山に申し訳ない気持ちになります。
まだまだ急な登りが続きます。
300mくらい歩くと道がなだらかなところも出てきます。
それでも急な登りがスグに表れます。
ここを登ると東屋がある展望台になります。
東屋が見えてきました。
高尾山稲荷コースの東屋と展望台
東屋には、すでにたくさんの人が休憩していたので、中には入りませんでした。
ちなみにこの隣にはトイレがあります。
稲荷山コースの展望台からは、八王子の街並みを一望することができます。
右に続く丘陵は多摩丘陵で、東に見える丘陵は手前が加住丘陵でその奥が狭山丘陵となっています。
天気の良い日は、新宿や池袋の高層ビル群を見ることもできるそうです。
万歩計でみた高尾山稲荷山コース展望台までの所要時間と距離
高尾山口駅を9時08分にスタートして、高尾山稲荷山コースの展望台に着いたときには、9時40分になっていました。
なので、展望台までの所要時間は32分。
万歩計は、2890歩で距離は2.08kmとなっていました。
正直、時間と距離以上にここまでの道が急な登りと階段が多かったので、数字以上に疲れました。
東屋からの道は、今までと違って平坦な道が続きます。
さわやかな尾根道が続き、深い樹林帯を歩くような感覚が味わえました。
と思ったら、また階段が出現です。
それでも東屋からの尾根道は道幅も広く歩きやすくなりました。
途中、「高尾山のヘビ」という看板が立っていました。
ヤマカガシやマムシなどが出現する可能性があるので、気をつけてください。
ただ、私自身もう何十回も高尾山に登っていますが、一度もヘビは見たことがありません。
緩やかな階段道が現れました。
登るだけでなく、階段を下ることもあります。
それにしてもしっかりとした階段が整備してくれているので、助かります。
残り山頂まで300mくらいのところに来たところで、渋滞になっていました。
ゴールデンウィークならではの出来事だと思いますが、以前、紅葉の時期に登ったときも小学生たちが登山していて、渋滞に巻き込まれたことがあります。
それにしても登山でこんな状態になると、ちょっと切ない感じです。
山頂へと続く階段下まで辿り着きました。
ここを上がれば山頂に到着することができますが、かなりきつい階段になっているので、最後の力を振り絞って登らないといけません。
緑のトンネルのような景色の中、息を切らせながら階段を上っていきます。
頂上が見えてきました。
すでにたくさんの人たちがいました。
高尾山大見晴園地
高尾山の大見晴園地に到着しました。
今日は快晴なので、遠くに富士山を見ることができました。
やっぱり富士山を見ると爽快な気持ちになれます。
一応、高尾山の山頂標まで行ってみたいと思います。
もうたくさんの人たちで、山頂は溢れ返っていました。
高尾山の山頂
高尾山の山頂標に到着しました。
万歩計でみた稲荷山コースでの高尾山山頂までの所要時間と距離
高尾山口駅を9時08分にスタートして、高尾山の山頂に到着したときには10時14分となっていました。
なので、所要時間は1時間6分となりました。目安が100分だったので、34分も早く到着することができました。
ちなみに万歩計は、6017歩で距離は4.33kmとなっていました。
高尾山の稲荷山コースは、展望台を過ぎてからの尾根道を歩くところが深い緑を感じられてとてもよかったです。
途中、旭稲荷や八王子を一望できる展望台など見所もありとても楽しめましたが、正直山登りをしているというよりは、階段を上っているといった印象のほうが多く残りました。
特に登山口に入ってすぐの急な登りと階段は、身体がまだ慣れていない状態なので、なかなかきつかったです。
たくさんの人が山登りにくるので、どうしても安全面などを考えると階段が多くなってしまうのかなと思います。
ただ、山頂へ上がる最後の階段をがんばって登りきると、かなりの充実感を味わうことができるので、ぜひ一度稲荷山コースから登ってみてください。
高尾山の山頂から景信山へ
別コースからの山頂までの記録はコチラのページになります。
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