今回は、東逗子駅から神武寺・鷹取山ハイキングコースを歩いてきました。
神武寺は、緑の苔につつまれた神秘的な雰囲気のあるところで、境内は想像した以上にステキな空間でした。
また、鷹取山の山頂から眺める三浦半島を含む景色は、360度が絶景になっていて、こちらも見ごたえ十分でした。
正直、それほど大きな期待はしていなかったのですが、期待をはるかに超える見ごたえと歩きごたえのあるコースでした。
是非一度歩いてもらいたいコースです。
目次
神武寺・鷹取山ハイキングコースの地図と所要時間
地図(マップ)
神武寺・鷹取山ハイキングコースの地図は、逗子市が運営しているホームページに掲載されているものが便利です。
コースはしっかりと整備されているので、ほとんど道に迷う心配はないと思います。
所要時間
東逗子駅から鷹取山までの所要時間は、約1時間20分が目安となっています。
ちなみに東逗子駅から神武寺までは約30分程度です。
東逗子駅から神武寺
11時21分に東逗子駅からスタートです。
東逗子駅は改札口がひとつしかないので、改札口を迷うことはありません。
改札を出たら右に曲がります。
線路を渡ってそのまま真っすぐ進んでいきます。
わかりやすいので、ここまでは道に迷うことはないと思います。
道をまっすぐ進んでいくと3方向に別れた道にぶつかります。
ここで、一番右の階段の道を進んでいきます。
道案内の看板もしっかりと建てられているので、それを見て進んでいけば間違いないです。
東逗子駅からこの道を通って神武寺に行くのが表参道で、神武寺駅からの道が池子参道と呼ばれているそうです。
山門近くで合流するようになっているそうです。
階段を上がっていくとどんどん緑に囲まれていきます。
山道を歩いて行きます。
山道から階段が現れました。
お地蔵様がいらっしゃいました。
神武寺に近づくにつれて、苔のついた岩が増えてきて、神秘的な雰囲気になってきます。
道案内の立て看板もしっかりと建てられているので、道を間違えることはないと思います。
神武寺の総門をくぐります。
以前は、東逗子駅付近の踏切を渡った場所にあったそうですが、第二次世界大戦のときに、表参道の登り口に移され、その後昭和五十年(1975年)に現在の場所に移されたそうです。
「尊勝塔」と書かれている立派な五輪塔がありました。
立ち入り禁止となっていましたが、この先には、阿弥陀三尊が安置されている客殿宝珠殿が建てられています。
中に入れないのが残念です。
階段を上がっていきます。
階段を上がったところに「かながわの景勝50選 神武寺と鷹取山」と書かれた石碑が建っていました。
逗子八景の一 神武寺の晩鐘
逗子八景のひとつである「神武寺の晩鐘」だそうです。
他の逗子八景もこちらの説明版に書かれていました。
ゴールデンウィークに来たこともあり、たくさんの親子連れがハイキングを楽しんでいました。
階段が2手に別れていましたが、どちらも神武寺に行くことができます。
写真だと右側にあるの階段は、神武寺の楼門を通るので、こちらを上った方がいいと思います。
写真だと右ですが、まっすぐ歩いて行けば写真の右の階段を上ることになります。
階段を上がると六地蔵様がいらっしゃいました。
神武寺の楼門
神武寺の楼門が見えてきました。
神武寺の楼門は宝暦十一年(1761)に建立されたものだそうです。
立派です。
神武寺の薬師堂
天正十五年(1590)、豊臣秀吉の小田原攻めのときに諸堂が焼けて失ってしまいますが、慶長三年(1598)に薬師堂が再建されたそうです。
万歩計でみた神武寺までの所要時間と距離
東逗子駅を11時21分に出発して、神武寺に着いたときには11時45分になっていました。
なので、所要時間は24分。
万歩計は1696歩、距離1.22kmとなっていました。
苔に覆われた神武寺の境内はとてもステキな雰囲気を醸し出していました。
地蔵堂
薬師堂の右隣に建てられているのが地蔵堂です。
石碑には安産地蔵尊と書かれています。
神武寺のなんじゃもんじゃ
かながわの名木100選にも選ばれている「神武寺のなんじゃもんじゃ」です。
鉄格子で囲まれ大切に守られていました。
見あげると枝分かれがすごいです。
神武寺から鷹取山
次は鷹取山を目指して歩いて行きます。
鷹取山へは薬師堂の左側から上がっていきます。
明治時代の初期までは女人禁制なところで、山伏、修験者の荒修業の道場だったそうです。
一気に急な階段を上ることになります。
登りきったところに石碑が建っていました。
山道を進みます。
ここからどんどん岩場が増えてくるので、転んでケガをしないように注意してください。
とくに前日に雨など降った場合は、転びやすくなっていると思うので、慎重に歩くことをおすすめします。
ところどころで、キレイな景色を見ることができる場所が出てきます。
岩場が増えてきました。
送電線の横を通り過ぎることもあります。
こんな感じの岩場を歩いて行きます。
こんな岩と岩にはさまれた細い道を通りました。
チェーンを伝って岩場を歩いて行く箇所もあります。
小さい子供たちも一生懸命登っていました。
手すりが設置されている道を進みます。
先が明るくなっているので、何かなと思って歩いていると・・・
鷹取山
鷹取山に到着しました。
しかもいきなり目の前でロッククライミングしている人がいたので、さらにビックリしました。
上を見あげると展望台が目に飛び込んできました。
展望台へ行きます。
落石防止のネットが張られた階段を上がっていきます。
鷹取山の展望台
鷹取山の標高は139mです。
万歩計でみた鷹取山の山頂までの距離と所要時間
鷹取山の展望台に到着したときの、時間は12時22分になっていました。
なので東逗子駅からの所要時間は1時間1分。
万歩計は3821歩、で距離は2.75km。
距離はそれほど長くありませんが、神武寺からの急な登りやロープで岩場を渡るところなどがあり、ここまでかなり充実したコースでした。
鷹取山から追浜駅
鷹取山から追浜駅を目指して歩いて行きます。
それにしても至る所で、ロッククライミングをしている人たちがいたので、ビックリしました。
鷹取山公園
鷹取山公園からの景色も最高でした。
鷹取山公園からは、追浜駅へ行くだけでなく、田浦駅へ行く道もあるようです。
「磨崖仏・追浜駅」方面に向かって歩いて行きます。
ここからは岩場もなく整備された道が続いていました。
階段を上がっていきます。
磨崖仏
目の前に磨崖仏が現れたときには、その大きさに驚きました。
想像していた以上に大きかったです。
昭和四十年頃に作られたものだそうです。
意外と最近だったんですね。
鷹取山と磨崖仏の説明文です。
あとは、下るだけです。
追浜駅へ向かいます。
この階段を下りると住宅街へと出てきます。
閑静な住宅街へと出てきました。
ここから歩いて追浜駅に行くこともできますが、バス停が近くにあったので、バスで駅まで行っちゃうことにしました。
バス停の名前はは「たかとり小学校」です。
1時間に3本くらいバスが着ていたので、それほど待たずに乗ることができました。
万歩計でみた「たかとり小学校」バス停までの所要時間と距離
バス停について時間を見てみると12時48分になっていました。
なので、東逗子駅からの所要時間は1時間27分。
万歩計は、5732歩、距離4.12kmとなっていました。
追浜駅周辺のランチ
時間もお昼を過ぎて、お腹も空いていたので、追浜駅周辺のランチを食べることにしました。
磯丸水産
駅前をウロチョロして、お店を探していたところ、磯丸水産が美味しそうだったので、そこで昼食をとることにしました。
おまかせ寿司8貫を頼みました。
とっても美味しかったですし、お店の中も活気があってとても賑わっていました。
追浜駅に到着しました。
万歩計でみた東逗子駅から追浜駅までの所要時間と距離
追浜駅に着いたときには、13時33分になっていました。
バスにも乗り、お昼ご飯も食べた形になりますが、東逗子駅からの所要時間は2時間12分となりました。
万歩計は、6253歩、距離は4.5kmとなりました。