鎌倉市材木座に建つ五所神社へ御朱印を頂きに行ってきました。
境内の様子を写真でお伝えするとともに、ご利益やアクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
鎌倉・五所神社の御朱印
こちらが五所神社の御朱印になります。
国指定の重要美術品にもなっている板碑が描かれている御朱印でした。
私が行ったときは「御朱印を頂きたい」といったら、こちらの御朱印を頂いたのですが、他の人のホームページを見ると、こちら以外に「五所神社」と書かれた御朱印も頂けるようですので、2種類頂きたいときはその旨を伝えたほうがいいかもしれません。
鎌倉・五所神社のご利益
家内安全・五穀豊穣の御神徳があるとされています。
御祭神
- 大山祇命(おおやまつみのみこと)
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
- 須佐鳴命(すさのおのみこと)
- 建御名方命(たけみなかたのみこと)
- 崇徳院霊(すとくいんのみたま)
鎌倉・五所神社へのアクセス方法(行き方)
電車とバスもしくは徒歩
電車とバスを利用して五所神社へ行く場合、電車の最寄り駅は鎌倉駅になります。
鎌倉駅東口から九品寺循環バスに乗車し、「五所神社」バス停から歩いて約2分になります。
また、鎌倉駅から徒歩で行く場合は、20~25分くらいかかります。
地図
- 神奈川県鎌倉市材木座2丁目9-1
鎌倉・五所神社の境内
現在の五所神社がある材木座は、江戸時代まで乱橋村と材木座村の2つの村に分かれていました。
乱橋村には、三島社、八雲社、金毘羅社の3社があり、材木座村には諏訪社と視女八坂社の2社が鎮座していました。
明治元年(1868)に両村が合併し「乱橋材木座村」と呼ばれるようになると、明治六年(1873)には三島社が鎮守として村社に列格され、その後、明治四十一年(1908)、村内の他の四社が合祀され、五所神社へと改称されたそうです。
昔の村名でもあった「乱橋」は鎌倉十橋のひとつでしたが、現在では舗装されて道路となってしまい橋は残っていないそうです。
御朱印は参道を歩いて社殿へ向かう階段を上がる前の左手の建物で頂くことができます。
この写真の左の建物になります。
私が訪れたときは、ちょうど4月に行われる祈年祭のときで、社殿の中では十二座奉納が行われているときでした。
社殿の前には、椅子が並べられて十二座奉納を見学されていました。
御朱印を頂いたときに、祈年祭の記念品として御洗米、紅白まんじゅう、タオルまでいただいてしまいました。
ありがとうございます。
三光尊石上稲荷
もともとは、材木座海岸の豆腐川の河口にあったという石が祀られています。
舟や海水浴客、漁師に悪さをしたり、いたずらをして祟りが多かったため、陸に引き上げられたそうです。
その後、豆腐川近くの個人の家に安置されていましたが、昭和十二年(1937)に五所神社に移されました。
祠の中には御神体である大きな石が安置されています。
板碑
国指定重要美術品になっている板碑です。
疱瘡老婆さんの石
諏訪神社
摩利支天
庚申塔
神輿
鎌倉・五所神社の例大祭
6月の第2日曜日に行われる五所神社の例大祭は、乱材祭と呼ばれ、海上渡御が行われます。