多くのお寺や神社が建つ鎌倉の中で、厄除け・厄祓い祈願におすすめのスポットをご紹介します。
災難を避けて無事に1年を過ごさすためにも、しっかりとした場所で厄除け・厄祓い祈願をされることをおすすめします。
目次
①八雲神社(大町)
八雲神社は、鎌倉最古の厄除け神社です。
地元では「八雲さん」「お天王さん」と親しまれてよばれています。
ご祭神は、須佐之男命、稲田比賣命、八王子命、佐竹氏の霊になります。
須佐之男と言えば天照の弟。パワーありそうですね。
永保年間(1081~84年)、源義光(新羅三郎)がこの地を通ったおり地元では、疫病が流行っていてそれを見かねた義光が、疫病を鎮めるために京都の祇園社の祭神を勧請したのがはじまりです。
境内にはもう一つ御神木の根元に「新羅三郎義光の手玉意石」と呼ばれる石があって、これを撫でると災厄を逃れられるという言い伝えもあります。
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②鎌倉宮
鎌倉宮に参拝に行くと目に飛び込んでくるのは、迫力のある「獅子頭」です。
鎌倉宮のご祭神でもある護良親王が戦に行く際、かぶとの中に獅子頭を忍ばせて守られたところから獅子頭が守護の力があると信じられ置いてあります。獅子頭は「厄を食べて、幸運を招く」と古来より云われています。
拝殿の右奥には、護良親王の忠臣の村上義光の像は、「撫で身代わり様」と呼ばれ、自分の身体の悪い部分と身代わり様の同じ場所撫でると病気が治るといわれています。
厄割り石も人気スポット、厄割り用の盃に自分の息を吹きつけて厄を移し、石に投げつけて割ると厄除けになると言われています。
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③長谷寺
長谷寺にある阿弥陀如来は、鎌倉幕府初代将軍の源頼朝が、自身の42歳の厄除けのために建立したものと言われています。
長谷寺で厄除けを申し込むと御札を作ってもらえ、ご本尊前で1年間毎日祈願していただけるそうです。
その他にも長谷寺には多くの見所がありますが、中でも巨大なご本尊・長谷観音像はそのお姿は見ているだけでも癒されます。
また3ヶ所探すと良縁のご利益を授けていただけると言われる良縁地蔵が境内の中に建っているので良縁を得たい人は探してみましょう。
他にも洞窟の中に刻まれた弁財天像もパワースポットです。
長谷寺の人気お土産「身代わり鈴」は「持ち主にふりかかる厄災を引き受けて割れる」という言い伝えがあります。
④鶴岡八幡宮
源頼朝ゆかりの神社である鶴岡八幡宮は、鎌倉の中心に位置し、仕事や人生に変化・再生をもたらすパワースポットです。相模国の一宮でもあります。
あらゆる事にご利益があると言われており、1年を通して厄除け祈願に訪れる人が後を絶ちません。
特に節分に先立つ直近の土日を含む3日間で行われる「鶴岡厄除大祭」は特別な厄除け祈願の祝詞が奏上されます。
また、巫女による神楽舞を奉納する「厄除大祈祷」が行われます。本殿に上がる大階段横の樹齢1000年の大銀杏は2010年に強風によって倒れてしまいました。
そのまま枯れてしまったと思いきや、新芽が吹いてきたことで再生パワーというご利益があると人気になっています。
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