鎌倉の「ぼたもち寺」という名で地元の人たちから親しまれている常栄寺へ御朱印と御首題を頂きに行ってきました。
境内の様子とともに、アクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
鎌倉・常栄寺の御朱印
こちらが常栄寺の御朱印になります。
見開きの立派な御朱印で、日蓮上人が龍ノ口法難で刑場に向かう途中、この地に住んでいた老婆がぼた餅を捧げたというエピソードを謳った御詠歌が書かれています。
「これやこの 法難の祖師に萩のもち 捧げし尼が すみしところ」
鎌倉・常栄寺の御首題
常栄寺は、日蓮宗のお寺なので御首題もいただけます。
御朱印と御首題を頂いたときに、いっしょに9月12日に行われる「ぼたもち供養」の写真も頂きました。
御朱印と御首題は、本堂向かって右側にある社務所で頂くことができます。
鎌倉・常栄寺のスタンプ
御本堂のところに平成二十一年(2009)日蓮聖人「立正安国論」秦進750年の記念スタンプが置かれていました。
ちょっと分かりずらいですが、こちらがスタンプになります。
鎌倉・常栄寺へのアクセス(行き方)
- 鎌倉駅東口より歩いて約8分
- 鎌倉市大町1-12-11
- 拝観時間:9時から17時
鎌倉・常栄寺の境内
常栄寺の創建は、慶長十一年(1606)で、寺号は嫗の法号である妙常日栄からとられたそうです。
山門をくぐって境内へと入っていきます。
立派な門扉には、家紋の「橘」(日蓮宗の寺紋)と「笹竜胆」(源氏の家紋)が飾られていました。
こぢんまりとした境内です。
日祐法尼の墓
本堂向かって左側に建っているのが、開基である「日祐法尼」の墓です。
桟敷の尼夫婦の墓
日蓮上人が幕府に捕まり龍ノ口へ連れて行かれるときに、「仏のご加護がありますように」と日蓮にぼたもちを渡したのが、桟敷の尼です。
桟敷の尼は、文治三年(1187)に生まれで、比企能員夫人の妹という説があるそうです。
境内社
花と置物
境内には美しい花が咲いていたり、飾られていたりしてとても華やかでした。
可愛らしい置物も置いてありました。