秋の箱根の名所といえば仙石原すすき草原ではないでしょうか。
黄金色に輝いたススキを見るために全国から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
このページでは、ススキの様子を写真でお伝えするとともに、見頃の時期や状況、アクセス方法(行き方)や駐車場の有無などについてもご紹介していきたいと思います。
目次
仙石原すすき草原の見頃と状況
ススキの見頃は9月の下旬から11月の下旬頃までといわれています。
9月下旬から10月上旬は、夏から秋への季節の変わり目で、緑の穂と白い穂が混ざった2色の草原風景を楽しむことができます。
10月中旬から11月中旬にかけてが、一番の見頃の時期で、太陽の陽に当たって金のススキを見ることができます。
現在の状況については、「箱根ナビ」というホームページで確認することができます。
仙石原では、毎年3月10日前後にススキ草原の景観を維持するための「山焼き」といわれる伝統行事が行われ、5月下旬ごろからススキによって緑に覆われはじめ、7・8月にもっとも成長した状態を迎え、青々としたススキを楽しむことができます。
仙石原すすき草原の混雑状況とおすすめの時間帯
年々、仙石原ススキの知名度が上がって名所になっているため、一番の見頃の10月中旬から11月中旬は、平日でも周辺の飲食店などには行列ができるほどで、周辺道路も渋滞になったりします。
なるべく混雑していないときに見に行きたいという人は、午前中か夕暮れどきの時間帯を狙って見に行くことをおすすめします。
仙石原すすき草原の駐車場
9月1日から11月30日限定で臨時駐車場が、無料で浄水センターに開設されます。(時間は9時から16時)
また、箱根湿生花園の無料駐車場も利用可能です。(※変更になっている可能性もございますので、最新情報はご自身でご確認ください)
箱根湿生花園から仙石原ススキまでは歩いて15~20分くらいです。
仙石原すすき草原へのアクセス(行き方)
バス
箱根湯本駅のバスターミナル3番のりばから箱根登山バスの(T)桃源台線に乗り、「仙石高原」バス停で下車します。
バスに乗っている時間は約30分くらいで、「仙石高原」バス停から仙石原ススキまでは歩いて2~3分ほどで着きます。
また、例年10月初旬から11月上旬の土・日・祝日には、箱根登山電車の強羅駅から桃源台までの間を1日8往復する臨時バスも運行します。
車
<小田原方面>
宮ノ下で国道1号から国道138号線に入り仙石原方面に約15分ほど進む。
「仙石原」交差点まで来たら左折し、元箱根方面へ道なりに進むとススキ草原に到着です。
<御殿場方面>
東名御殿場ICから国道138号線を箱根方面に約20分ほど進む。
「仙石原」交差点まで来たら右折し、道なりに進むとススキ草原に到着です。
地図
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
仙石原すすき草原を写真で紹介
仙石原ススキの入口は、こんな感じの何もない細い入口でした。
もちろん料金は無料で、散策は自由にできます。
中に入ると散策路が真っすぐと続きます。
風が吹くと一斉に揺れ出すススキの姿が壮観でした。
地元のお店や旅館の名前が入った灯篭が置かれていました。
夜になると明かりがつき、散策路を照らしてくれます。
私が行ったのは10月初旬だったのですが、平日にもかかわらずたくさんの人が訪れていました。
とくに外国人の観光客が多くてビックリしました。
散策路の行き止まりがここです。
特に何もありませんでしたし、景色もさほど変わることがなかったので、正直ここまで歩いてこなくてもよかったかななんてちょっと思ってしまいました。
また、散策路は整備されているわけではなく、石が転がっていてとても歩きにくいので、足をくじかないように気をつけてください。
ススキ草原は太陽が当たる角度によって、見える景色がすごく変わることにビックリしました。
時間帯や雲の景色などでもまた違ったものが見えると思うので、ぜひ足を運んで見に行ってみてください。
【動画】仙石原すすき草原の景色
仙石原ススキの景色を動画にしてみましたので、よかったら見てみてください。
仙石原すすき草原周辺の食事
銀の穂
仙石原ススキの周辺にはお店がけっこうありました。
そんな中で私が選んだのは「ごはんと板前料理 銀の穂」です。
雑誌で見た和牛釜めしが美味しそうだったので、来る前からここで食べようと決めていました。
しかし和牛釜めしが終わってしまっていたので、和牛わっぱめし(1725円)を選びました。
お店の中の雰囲気もよかったですし、味もすごく美味しかったです。
お店の隣にある「甘味処 よもぎ屋」の割引チケットもいただけます。
よもぎあんソフトクリームがおすすめみたいです。