静岡県三島市の街中を約2時間ほどでハイキングすることができる「街中がせせらぎ」は、三島の自然と歴史、街の風景を楽しむことができるコースになっています。
三島市を観光したいと思っている人には、とてもおすすめです。
目次
街中がせせらぎコースの所要時間と距離
「街中がせせらぎコース」の所要時間は約2時間。
距離は、約5kmとなっています。
三島ハイキングコースの地図
三島ハイキングコースの地図は、三島市観光協会が作成しているホームページに掲載されています。
「街中がせせらぎコース」だけでなく、三島を楽しめるハイキングコースが紹介されているので、一度見てみることをおすすめします。
街中がせせらぎコース
三島駅の南口からスタートします。
楽寿園
三島駅南口から歩いて約3分ほどで、楽寿園に到着します。
中に入るには、入園料300円を払う必要があります。
15歳未満の方は無料だそうです。
楽寿館の天井や襖には二百十面に及ぶ装飾絵画が描かれています。
こちらが小浜池です。
源兵衛川
楽寿園の南口出口をでて左に行くとあるのが、源兵衛川です。
川の中に歩ける道が作られているので、川沿いを歩くことができます。
源兵衛川という名の由来は、この川を造る工事に深くかかわった寺尾源兵衛という人の名からくるそうです。
また、一度は姿を消してしまったゲンジホタルですが、幼虫放流などの活動を通して、今では日本で1、2を争う早さで発生するようになりました。
蓮沼川(宮さんの川)
源兵衛川の隣を流れているのが蓮沼川(宮さんの川)です。
楽寿園に小松宮別邸があったことから「宮さんの川」と呼ばれているそうです。
大きな鯉が泳いでいました。
時の鐘
江戸時代、三島の宿場に時を告げていた「時の鐘」です。
時の鐘のすぐ近くに建っているのが、商売繁盛のパワースポット「三石神社」です。
三石神社の近くから水辺の散歩道へつながる道があります。
ちょっとした冒険みたいで楽しいです。
雷井戸
住宅街の中を歩いて行くとあるのが「雷井戸」です。
雷井戸は昔、田町水道と呼ばれ、周辺住民の飲み水を供給する簡易水道の水源だったそうです。
水の苑緑地
水の苑緑地は、源兵衛川の中流にあります。
カワセミを見ることができるようで、たくさんのバードウォッチングしている人が来ていました。
3、4月には周辺に見事な桜が咲きます。
三島梅花藻の里
三島梅花藻の里です。
楽寿園の小浜池で発見されて、梅の形に似ていることから「三島梅花藻」と名付けられたそうです。
念願だった三島梅花藻を見に行って来た🎶
可愛い‼️ pic.twitter.com/v0nbi6W8Qx— mami (@spiraea333) 2015年5月3日
佐野美術館
佐野美術館は、東洋の古美術品が幅広く収納されているそうです。
隆泉苑
佐野美術館の隣にあるのが、隆泉苑です。
自然に囲まれた回遊式庭園は心を和ませてくれます。
一つ一つの材料をしっかりと選び造られた日本家屋が隆泉苑です。
三島田町駅
三島田町駅(三嶋大社前)を通り過ぎます。
祐泉寺(大興寺跡)
三島田町駅から歩いて10分くらいのところにあるのが、祐泉寺(大興寺跡)です。
境内の中にあるこちらの大きな石は、白鳳時代に建てられた薬師寺式伽藍配置を持った寺の塔心礎(塔の中心柱の礎石)だそうです。
三嶋大社
三嶋大社へと続く道を歩いて行きます。
三嶋大社に到着しました。
三嶋大社の境内の雰囲気、御朱印や桜について知りたい方は、こちらをご覧ください。
水辺の文学碑
三島水辺の文学碑です。
三島ゆかりの文学者10名の句碑が並んでいました。
めぐみの子
三嶋大社から「水辺の文学碑」の道を歩いて行くと「めぐみの子」に到着します。
カラクリ人形の「めぐみの子」は、「ヨイショッ!」の掛け声とともに水を汲んでおもてなししてくれます。
白滝公園
「めぐみの子」が置かれているのが、白滝公園になります。
木々の緑に癒される憩いの場となっています。
夏にはここで、水遊びをして楽しむ子どもたちの姿が見られます。
菰池公園
白滝公園から歩いて7分くらいのところにあるのが、菰池公園です。
地元の人の憩いの場となっている公園でした。
菰池の湧水は桜川の水源になっているそうです。
三島市のハイキングコース「街中がせせらぎ」は、ここから三島駅に戻って終了となります。
菰池公園から三島駅南口までは約300mほどとなっています。
2時間程度で、三島市の街を歩くことができるこのハイキングコースは、三島の歴史や街並みなどを知ることができるので、とてもおすすめだと思いました。
ぜひ一度歩いてみてください。