東京都品川区南品川3丁目に建つ「海照山 品川寺」に御朱印をいただきに行ってきました。
品川寺は真言宗醍醐派の寺院で、大同年間((806~810)に開創された品川で最も古いお寺です。
江戸三十三観音霊場の第31番札所、東海三十三観音霊場の21番札所、東海七福神の毘沙門天が祀られ、江戸六地蔵の第一番が安置されていることでも知られています。
このページでは、そんな歴史ある品川寺の御朱印と境内の様子、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
品川寺の御朱印
品川寺では、江戸三十三観音霊場第31番「普門院」の御朱印、江戸六地蔵 第1番の御朱印、東海七福神の毘沙門天の御朱印を頂くことができます。
コチラの御朱印は、「普門院」になります。
東海七福神の毘沙門天
東海七福神の期間は、元日から15日までとなっているので、ご注意ください。
七福神巡りの詳しい様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
品川寺の境内
品川寺に参拝するのに拝観料などはありませんでした。
旧東海道品川宿の面影を感じる場所にあります。
銅像地蔵菩薩坐像「江戸六地蔵 第一番」
入口から境内に入ってすぐ左に建っているのが、東京都指定重宝となっている銅像地蔵菩薩坐像「江戸六地蔵 第一番」です。
宝永五年(1708)、江戸深川の僧、地蔵坊正元の発願によって浄財が集められ、座高2メートル75センチの青銅の地蔵菩薩座像が鋳造されました。
この地蔵菩薩座像は、江戸に出入りする六つの街道の入口にそれぞれ一体ずつ安置され、「江戸六地蔵」と呼ばれ、品川寺には、その第一番、東海道の尊像として、「天下安全・仏法繁栄・衆人快楽」の祈願のもと奉安されています。
山門
本堂
品川寺は、観世音菩薩(水月観音・聖観音)二体を御本尊とします。
神変大菩薩(役小角)
伽藍
イチョウ
境内には、樹齢600年ともいわれる大銀杏が植えられています。
こちらは品川区認定天然記念物二号となっています。
紅葉の様子については、別のページに載せていますのでこちらをご覧ください。
鐘楼
品川寺の大梵鐘は、明暦三年(1657)に弘尊上人の発願により、徳川家三代の将軍、家康公・秀忠公・家光公の供養のために鋳造されました。
江戸時代の末期から明治維新を迎える頃になると、寺は荒廃し、その大梵鐘が海外に運び出され行方不明となりました。
大正八年(1919)にスイスのジュネーブ市アリアナ美術館にあることがわかり、昭和五年(1930)に贈還されたのですが、その不思議な運命に人の思い、魂が込められています。
庚申塔
金生七福神
金生(かのう)七福神は、梵鐘を囲むように七体の七福神像が置かれています。
福禄寿像。
寿老人像。
恵比須像
布袋尊像。
大黒天像。
弁財天像。
毘沙門天像。
品川寺へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- 京急本線の「青物横丁駅」から徒歩約4分
駐車場
- あり
地図
- 住所:東京都品川区南品川3丁目5-17