標高458m羽黒山の山頂付近に鎮座する羽黒山神社と密嶽神社へ御朱印をいただきに行ってきました。
「おはぐろさん」の愛称で地元の人たちから親しまれている羽黒山神社は、栃木県宇都宮市今里町にあるパワースポットで、夜景の名所としても知られています。
創建については諸説ありますが、後冷泉天皇の康平年間(1058~1065)に、藤原宗円が宇都宮城の築城に際し、祈祷修法中に出羽三山との関連を意識し、勧請されたものとされています。
このページでは、そんな歴史ある羽黒山神社と密嶽神社の御朱印やご利益、パワースポットや境内の様子などをお伝えしていきます。
目次
羽黒山神社の御朱印
こちらが羽黒山神社の御朱印になります。
密嶽神社の御朱印
密嶽神社の御朱印。
羽黒山神社の社務所でいただけます。
羽黒山神社のご利益
羽黒山神社は、「商売繁盛」「安産」「五穀豊穣」などの御利益を授けてくださるといわれています。
御祭神
- 倉稲魂命(宇迦之御魂神)
羽黒山神社のパワースポット
夫婦杉
御神木である夫婦杉は、縁結びの木として、人々から信仰されています。
河内山天満宮
学問の神様である菅原道真公が御祭神として祀られており、「学業成就」「試験合格」の御神徳をいただけるといわれています。
御神木 三代杉
御神木である三代杉は、「家内安全」「子孫繁栄」「夫婦円満」「家運隆昌」の御神徳を授けてくださるといわれています。
また、「願いをこめて御神木に両手で触れ、尊い神様のパワーを体得して、羽黒山神社に真心で参拝してください。」と木に掲げられていた案内書に書かれていました。
子安神社
「子育」「安産」「子宝」の御神徳があるといわれています。
羽黒山神社の境内
羽黒山神社に参拝するのに拝観料などはありませんでした。
アクセス方法や駐車場などの情報は、羽黒山へ登山してきた旅記録に詳しく載せていますので、そちらのページをご覧ください。
本殿へ続く参道脇には、赤い幟が立ち並んでいました。
手水舎。
羽黒山神社は、近郷18郷の総鎮守として広く信仰され、歴代領主であった奥平氏や戸田氏からも崇敬され庇護されました。
明治初年までは、「羽黒山大権現」と呼称され、神仏混淆の修験道場として多くの信者から長年にわたって崇敬されてきました。
鐘楼。
「節分福まき」と「ろうばいまつり」
毎年2月3日には、「節分福まき」と「ろうばいまつり」が開催されます。
羽黒山神社は、隠れたロウバイの名所として知られています。
見頃の時期の詳しい様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
密嶽神社
密嶽神社は、羽黒山神社から歩いて3分ほど、山頂の更に奥に鎮座しているのですが、私はよくわからずに山頂から戻ってきてしまったので、写真がありません。
密嶽神社は、元亨二年(1322)に「羽黒山三社大権現」として創建し、現在では通称「隠居羽黒山」いわれています。
江戸時代に入った寛延三年(1750年)の野火によって全焼しましたが、宝暦二年(1752)に拝殿を再建し境内を広めました。
このとき頂上の巌石の下から清水が湧き出したので、人々は、これより「水嶽大権現」と呼ぶようになったそうです。
明治元年(1868)3月の神仏分離によって権現を改め「密嶽神社」と改称し、現在に至っています。