東京都千代田区にある日比谷公園の園内には、公園開園当初から造られていたつつじ山があり、30種余りの品種のツツジを楽しむことができます。
このページでは、そんな歴史あるつつじ山の様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況、場所などの情報もご紹介していきます。
目次
日比谷公園のつつじの見頃
日比谷公園のつつじの見頃は、例年4月下旬から5月上旬頃です。
ゴールデンウィークにも重なるので、お出かけには最適な場所です。
日比谷公園のつつじの現在の開花状況
現在のつつじの開花状況については、日比谷公園が運営しているツイッター「都立日比谷公園 園長の採れたてアカウント」で確認することができます。
日比谷公園のつつじ山の場所
つつじ山の場所は、雲形池のすぐ近くで公園の中央付近にあります。
また、つつじ山には30種余りの品種が植えられていて、江戸時代に作出された貴重な古園芸品種を見ることができます。
ツツジが見頃を迎えると同じく、もしくは少し早くに園内ではチューリップとネモフィラ、ハナミズキも見頃を迎え、春の園内を華やかにしてくれています。
日比谷公園のつつじの写真
日比谷公園のツツジは、江戸時代から明治初頭にかけてツツジの名所であった新宿大久保つつじ園が閉園することとなったことによって、つつじ園から買い上げて公園に植栽したのが始まりです。
開園当時から立派なツツジが見れることから日比谷公園のつつじ山は人気となりつつじの名所といわれるようになったそうです。
つつじ山といわれていますが、ものすごく低い丘といった感じです。
段差の低い石段をあがると、ベンチが設置してあり、ここに座ってツツジの景色を楽しむことができます。
日比谷公園で見ることができるツツジ類の園芸品種は30余りで、江戸末期から明治にかけて栽培されていたと考えられる古い品種も含まれています。
特に注目されるのが、鹿児島県の霧島地方から伝わり、江戸で数多く作出しされた「江戸キリシマ系」と呼ばれるツツジだそうです。
下の写真の真っ赤なツツジは、伝統園芸品種の江戸キリシマ系の「日の出霧島」です。
すぐ隣には、雲形池があり池のまわりにもツツジが咲いていました。
【動画】日比谷公園のつつじの景色
日比谷公園のつつじの景色を動画にしてみました。
公園の開園当初から名所として人気を博してきた日比谷公園のつつじ山の様子をぜひ動画でもご覧ください。