千葉県野田市清水に建つ金乗院へ御朱印を頂きに行ってきました。
室町時代に建てられた野田最古の寺院で、新義真言宗豊山派に属しています。
境内の様子とともにアクセス方法などの情報についてもご紹介していきます。
目次
金乗院の御朱印
こちらが金乗院の御朱印になります。
御本尊の薬師如来は、秘仏となっています。
金乗院の境内
金乗院の境内へと入っていきます。
隣の清水公園と金乗院の境内との境は設けられていませんので、公園の中に入っていくような感覚になります。
仁王門
見事な仁王門が建っています。
この仁王門は、平成十年(1998)に、開基600年を記念して古事の丹塗りに塗り変えられたそうです。
ガラス張りになっていますが、迫力のある仁王様がいらっしゃいました。
木々に囲まれた参道を歩いて行きます。
金乗院には、安政六年(1859年)の「算額」や徳川家の御朱印状が保存されています。
「算額」は、野田市指定文化財となっています。
手水舎。
本堂
金乗院は、応永五年(1398)頃に、京都醍醐山の宥秀上人によって開山されたといわれます。
不動堂
金乗院のお不動さまは、室町時代から続いていて身体健全・商売繁盛・厄除け祈願や良縁成就など人々の幸せを願って祈る仏様として、地元の人たちから親しまれています。
このお堂は、江戸時代初期に建てられたものです。
清瀧宮と天満宮
向かって右側の清瀧宮は、京都・醍醐寺より勧請された神様で、金乗院の守護神です。
身代わり厄除け・服抜きの神様としても信仰されています。
服抜きとは、身内に不幸があり慶事ごとにおもむきたいときに清瀧宮に手を合わせれば身を浄められ、何事もなく行事に参加できるといわれています。
向かって左側の天満宮は、平安時代の偉大な学者である菅原道真公を御神体とした学問の神様です。
受験の神様としても知られています。
鐘楼
明治二十七年(1894)に醤油醸造業の柏家五代目当主であった茂木柏衛翁が、金乗院から土地を借り遊園地を建設したのが清水公園の始まりなんだそうです。
金乗院へのアクセス方法(行き方)
金乗院へは、清水公園駅から歩いて約10分の場所にあります。
隣にある清水公園までの道のりを写真と共に紹介したページがありますので、金乗院までの道のりの雰囲気を知りたい方はこちらをご覧ください。
地図
- 住所:千葉県野田市清水914