今回は、大磯駅から湘南平、高麗山を回り駅へ戻ってくるコースを歩いてきました。
なんといっても見所は、神奈川の景勝50選にもなっている湘南平の絶景を見ることです。
湘南平からは、相模湾の海岸線から富士山、大山までを眺めることができます。
また旧東海道大磯宿の歴史散策も楽しみのひとつです。
目次
高麗山の地図と所要時間
高麗山の地図は大磯町ホームページに掲載されているものを参考にしました。
また、所要時間は目安として大磯駅から湘南平までが約1時間。湘南平から高麗山を通って高来神社までが約1時間となっています。
実際に歩いた距離と所要時間についてはこのあと記載していますので、そちらも参考にしてみてください。
高麗山登山(ハイキング)スタート
今回歩いたコースは、大磯町の観光情報サイトに掲載されている高麗山ハイキングコースとほぼ同じになります。
<今回のコース>
大磯駅→妙大寺→高田保公園→坂田山(羽白山)→楊谷寺横穴墓→湘南平→浅間山→八俵山→高麗山→高来神社→化粧井戸→延台寺→妙輪寺→地福寺→鴫立庵→大磯駅
私が訪れたあとに新ハイキングコースマップも作られていましたので、そちらもご参考にしてください。
11時02分に大磯駅をスタートしました。
改札口は1つしかないので、迷うことはありません。
改札を出たら右に曲がって線路沿いを歩いていきます。
この道をまっすぐ進んでいきます。
大磯小学校が見えたら、ここを右に曲がります。
線路の下を通ります。
線路の下を抜けたらそのまま真っすぐ進みます。
大磯の妙大寺
妙大寺に着きました。
妙大寺には、大磯の海水浴場の開祖である松本順の墓碑と、戦争のときに多くのユダヤ難民にビザを発給して救った樋口季一郎の墓碑があります。
妙大寺を過ぎ、そのまま進んでいきます。
湘南平への道標が建てられていました。
ここを右に曲がります。
閑静な住宅街の中にどんどん入っていきます。
ここからジグザグになっている坂道を上っていきます。
けっこう急なので、疲れます。
マンホールの絵柄が素敵だったので、写真を撮ってみました。
どんどん登っていきます。
かなりしんどくなってきましたが、ここからの景色がとても素晴らしかったです。
どうでしょうこの景色。
疲れが一気に吹き飛びました。
坂を上りきるとまた、道標があったので、矢印に沿って進んでいきます。
整備された階段を上がっていきます。
高田保公園
高田保公園に到着しました。
階段を上がると公園で、右に進んでいくと湘南平へと続く道になります。
広々とした公園でした。
高田保公園の説明版。
高田保さんは、戦前戦後に劇作家、評論家として活躍された方です。
高田保さんの基碑もありました。
公園を通り過ぎて、そのまま進んでいきます。
道案内の道標があるので、道に迷うことはあまりないと思います。
ところどころ、民家もありました。
坂を下ったところに、お稲荷様が建っていました。
湘南平へ1.2km、約20分のところまで来ました。
どんどん進んでいきます。
上がったり、下がったりしながら進んでいきます。
急な階段が現れました。
結構しんどいです。
階段を上りきると、緑の作に囲まれたものが見えてきました。
神奈川県の水道局の貯水槽でした。
山道を進んでいきます。
写真だとちょっとわかりづらいですが、けっこう急な下りでした。
上っては下り、上っては下りの繰り返しです。
まっすぐ歩いていくと湘南平なのですが、ここを右に曲がると楊谷寺横穴墓群に行けます。
湘南平へ行く前に、楊谷寺横穴墓群へ行くことにしました。
細い道を進んでいきます。
楊谷寺横穴墓群が見えてきました。
楊谷寺横穴墓群
楊谷寺横穴墓群に到着しました。
鎌倉のまんだら堂やぐら群を思い出しました。
説明版です。
最後の一文に「墓場の谷になっていたことがわかる」と書かれているのを見るとちょっと歩くのが怖くなりました。
万歩計でみた楊谷寺横穴墓群までの所要時間と距離
逗子駅から楊谷寺横穴墓群に着いたときは、11時34分になっていました。
なので、所要時間は32分。
万歩計での距離は2.12kmで、2946歩となりました。
湘南平に行くために、来た道を戻ります。
楊谷寺横穴墓群まで来るのに、けっこう下ってきたので登りが大変でした。
来た道を戻ります。
分かれ道へ戻ってきました。
湘南平へと進んでいきます。
平塚のテレビ塔が遠くに見えてきました。
崩れた道もしっかりと整備してくださっているので、安心です。
ありがたいです。
また分かれ道に着ました。
湘南平まで0.2km、高麗山までは1.0kmのところまで来ました。
まず、湘南平を目指します。
あと200mなので、足取りも軽やかになります。
湘南平へと続く階段のところまで来ました。
ここを上ると湘南平です。
テレビ塔の横を通ります。
もうすぐそこです。
広場へ出てきました。
湘南平
神奈川の景勝50選にもなっている湘南平へ到着しました。
万歩計でみた湘南平までの所要時間と距離
到着して時間を見てみると11時51分になっていました。
なので駅からの所要時間は、49分。
万歩計での距離は、2.94kmで4087歩となりました。
湘南平の平塚テレビ塔
湘南平へ到着と同時にまず目に飛び込んでくるのが、テレビ塔です。
さっそく登ってみました。
階段を上がっていきます。
すごい落書きと南京錠の数です。
カップルが南京錠をこうやって付けるのは、湘南平がはじまりだと言われているそうです。
平成になってテレビの影響でするようになったようです。
一人で上がるとちょっとさみしいです。
テレビ塔からの景色。
大山もくっきりと見えました。
湘南平展望台
次は、湘南平の展望台へと上がってみたいと思います。
階段を上がると目の前に富士山が表れました。
無料の望遠鏡も設置してあったので、遠くの景色も楽しめます。
展望台からは360度の眺めが楽しめます。
展望台から見たテレビ塔です。
とんびも気持ちよさそうに飛んでいました。
湘南平は、春になると桜の名所として人気のスポットとなります。
湘南平展望レストラン
展望レストランもありますので、ここでランチを取ることもできます。
ランチメニューはこんな感じでした。
どれもヘルシーでおいしそうなメニューです。
私はCの大山鶏ハーブチキン、スープ、雑穀米を注文しました。
美味しかったです。
展望だから見た大山、丹沢方面です。
大山・丹沢方面を眺めるための展望スペースもありました。
こちらには方位盤が設置していました。
次は浅間山と高麗山方面へと向かいます。
湘南平を一通り見終えた時間は、12時14分でした。
万歩計を見ると3.88km、5390歩となっていました。
次に向かう浅間山までは300mという短い距離です。
大磯駅から登って来た分かれ道まで戻ってきました。
この時点で残り200mです。
登っていきます。
この道を上がって左に行くと浅間山です。
ちょっと道が細くてわかりにくいので注意してください。
かわいいリスの標識のところを左です。
見逃してしまいそうな道なので、注意してください。
浅間山の山頂
浅間山に到着しました。
万歩計でみた浅間山までの所要時間と距離
時間を見ると12時23分となっていました。
所要時間は湘南平から9分、駅からは1時間21分となりました。
万歩計は4.33km、6024歩でした。
浅間神社
浅間神社へ参拝して次へ向かいます。
浅間神社の近くに立派なエノキが立っていました。
次は、八俵山を目指して歩いていきます。
バードウォッチングをしている人がたくさんいました。
休憩する場所もたくさんあって、ピクニックを楽しんでいる人も多くいました。
八俵山まで5分のところまで来ました。
こんな感じの道が続きます。
八俵山の山頂
八俵山に到着しました。
高麗山へ行くには大堂と矢印で書かれた方面へ向かいます。
分かれ道になっているので、間違えないようにしてください。
高麗山山頂を目指して歩いていきます。
岩場になっているところが多かったので、滑らないように注意して歩いてください。
大堂へ向かいます。
けっこう歩きにくい道が続きました。
高麗山の山頂
目的の高麗山の山頂に到着しました。
標高167.3mです。
高句麗と縁があることから高麗山と呼ばれたそうです。
万歩計でみた高麗山までの所要時間と距離
時間は12時44分になっていました。
なので、湘南平からは30分、大磯駅からは1時間42分の所要時間がかかりました。
万歩計は、5.52kmで7668歩となりました。
高麗山山頂の景色です。
以前はこの場所に高来神社の上宮があったそうです。
いまは石祠が祀られていました。
高来神社へと向かいます。
高来神社までは600mだそうです。
どんどん下っていきます。
男坂と女坂があったのですが、男坂を下ることにしました。
男坂は、急な下りが続きます。
下るのも大変でしたが、正直登らなくてよかったなと思いました。
写真だとわかりにくいのですが、かなり急でした。
高来神社が見えてきました。
高来神社
高来神社に到着しました。
高麗山の登山口にある平嘉久社です。
境内へと入っていきます。
境内の見取り図です。
高来神社の説明版です。
社殿になります。
万歩計でみた高来神社までの所要時間と距離
高来神社に到着して、参拝を終えると13時6分になっていました。
なので、所要時間は湘南平からだと30分、大磯駅からだと2時間4分となりました。
万歩計は6.5kmで9028歩になっていました。
凛々しい狛犬さんでした。
素敵な参道です。
高来神社の鳥居です。
旧東海道へ出てきました。
右へ曲がり歩いていきます。
虚空蔵尊
旧東海道へ出ると虚空蔵尊が祀られていました。
虚空蔵尊の説明版です。
化粧坂のほうへと歩いていきます。
化粧井戸
住宅街の中に化粧井戸がありました。
見落としてしまいそうになるので、気をつけてください。
化粧井戸の説明版。
この周辺は旧東海道大磯宿があったところなので、ところどころにこのような歴史を説明する説明版が建てられていました。
線路の下をくぐります。
こういうところをくぐるのって、いろんな意味でちょっと怖いです。
夜は通りたくないですね。
旧東海道の松並木。
大磯郵便局の横を通り過ぎます。
大磯の延台寺
延台寺に到着しました。
延台寺は、曽我物語の曽我兄弟の兄と結ばれた一代の舞の名手、虎女(虎御前)が開いたお寺だそうです。
また曽我物語は日本三大仇討ち物語の一つだそうです。
春は桜の名所だそうです。
大磯の妙輪寺
延台寺から歩いてすぐのところに妙輪寺もあります。
妙輪寺のそばにある大磯消防署から道路を渡ったところにあるのが、地福寺です。
大磯の地福寺
地福寺に到着しました。
島崎藤村のお墓があることで有名だそうです。
大磯消防署の横を通り過ぎて歩いていきます。
大磯駅周辺でのランチ
BESNUG (ビースナッグ)
本格的なハンバーガーが食べられるBESNUG (ビースナッグ)で食べることにしました。
お店の中に入り、時計を見てみると13時55分になっていました。
万歩計は9.07km、12600歩となっていました。
けっこう歩いたので、クタクタです。
一番人気といわれているアヴォカドサルサチーズバーガーのセットを頼みました。
すごく美味しかったのですが、本格的なハンバーガーを食べ慣れていなかったので、ものすごく食べづらくて、ボロボロ落してしまいました。
全然きれいに食べれなかったので、結局フォークとナイフをお店の人にもらって食べることになりました。
なのでデートで行くときは注意してください。
デザートもついていて大満足でした。
お腹も満たされ、最後の見所「鴨立庵」を目指します。
鴫立庵
日本三大俳諧道場の一つである鴨立庵に到着しました。
入場料が大人100円かかります。
入場券を購入して中に入りました。
中は、風情と歴史を感じるものとなっていました。
予定していたすべてを回ったので、大磯駅を目指して歩いていきます。
大磯小学校の横を通り過ぎます。
駅が見えてきました。
戻ってきました。
万歩計でみた高麗山へ登山(ハイキング)の所要時間と距離
大磯駅に到着したときには、時間は14時36分になっていました。
万歩計は9.99km、13887歩でした。
10km歩いたので、正直今回は疲れました。
初めまして。
最近仕事にゆとりができ、ウォーキングを始めました。
ご画像に分かりやすいご説明(文章)をありがとうございます。
参考にさせていただきます。
misa様
コメントを頂き誠にありがとうございます。
こちらのブログが少しでもmisa様のお役に立つことができたら幸いです。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
これから高麗山へハイキング(登山?)へ行く予定のある者です。
私は登山は超超・初心者で元々体力もないので、正直なところかなり不安なのですが、こちらで美しい画像入りでコースを紹介して下さったおかげで、ほんの少し不安が和らいでいます。
(とは言いましても、マイペースで行動が遅いこともありまして、やはりとても心配なのですが・・・(苦笑))
「これは持って行って良かった・助かった!」という物がありましたら、お教えいただけますと嬉しいです。(*^^*)
素敵なサイトを作って下さって有り難うございます。
hi-chan様
コメントありがとうございます。
持って行って良かったものは、思いつかないのですが
水分補給の飲み物と動きやすい服装で行かれることをおすすめします。
当たり前な答えですみません。
私のブログが少しでもお役に立っていたら嬉しいです。
ありがとうございました。