東京都品川区北品川に建つ荏原神社に御朱印を頂きに行ってきました。
旧東海道・品川宿の歴史を感じる街の中にある境内の様子とともに、ご利益やアクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
荏原神社の御朱印
こちらが荏原神社の御朱印になります。
東海七福神の恵比須の御朱印
荏原神社は、東海七福神の恵比須が祀られている場所でもあるので、こちらの御朱印も頂くことができますが、期間は元旦から1月15日までとなっています。
東海七福神巡りについては、私が実際に歩いた記録を別のページで作っていますので、気になる方はご覧ください。
専用色紙の御朱印については、こちらに載せています。
御朱印を頂ける社務所は、鳥居の右奥に建っています。
神社の受付時間は、午前9時から午後17時までとなっています。
荏原神社のご利益
- 右座 豊受姫之神
- 右座 天照皇大神
- 右座 須佐男之尊
- 中央 高龗神
- 左座 手力雄之尊
ご利益は、「勝運」「学問」「商売繁盛」「交通安全」「病気平癒」「家内安全」「恋愛成就」などを授けていただけるといわれています。
荏原神社へのアクセス方法(行き方)
- 東京都品川区北品川2-30-28
- 京浜急行の「新馬場駅」北口から歩いて約10分
地図(マップ)
新馬場駅から目黒川沿いを歩いて行くと、朱塗りの「鎮守橋」が見えてきます。
鎮守橋のたもとに建つ荏原神社に到着です。
荏原神社の境内
荏原神社の創建は、和銅二年(709)奈良の元官幣大社・丹生川上神社より高龍神(龍神)を勧請したのがはじまりだそうです。
龍神を祀る元品川宿の総鎮守で、地元の人からは「品川の龍神様」として親しまれてきました。
大昔には貴船社・天王社・貴布禰大明神・品川大明神と称していましたが、明治八年(1875)に荏原神社と改称しました。
鳥居をくぐってすぐの左手には、東海七福神のにこやかな恵比須の石像が立っています。
こちらが荏原神社の手水舎です。
手水舎で浄めて、いよいよ社殿へと向かいます。
狛犬
荏原神社の狛犬は、その美しい姿で有名です。
石工栗原巳之吉の作品で、明治二十九年(1896)江戸ぼたん。
社殿
現在の社殿は、江戸時代後期に造営されたものだそうです。
康平五年(1062)、源頼義・義家の父子が奥州へ安部貞任・宗任を討伐に向かう途中、武蔵国の総鎮守社である六所宮(現在の大国魂神社)と、荏原神社に参拝して戦勝祈願したと伝えられています。
天正十九年(1590)には、徳川家康公より、神領五石の朱印を寄進され、その後歴代徳川将軍たちから庇護を受けてきたそうです。
舞殿
こちらは、舞殿です。
末社
荏原神社の大祭(南の天王祭り)
荏原神社の大祭は、毎年6月の最初の週末に行われるのですが、同じ時期に行われる品川神社の祭礼と区別するために「南の天王祭り」と呼ばれています。
御神輿の海中渡御が有名です。