東京都大田区大森北にある磐井神社に御朱印を頂きに行ってきました。
境内の様子を写真でお伝えするとともに、ご利益やアクセス方法についてもご紹介していきます。
目次
磐井神社の御朱印
こちらが磐井神社の御朱印になります。
東海七福神の弁財天の御朱印
磐井神社は、東海七福神の弁財天が祀られている場所でもあります。
そのため弁財天の御朱印も頂くことができますが、期間は元旦から1月15日までとなっています。
御朱印は御朱印帳にだけでなく、専用の色紙を購入するとそこにも御朱印を押していただけます。
七福神すべての御朱印がそろった色紙は、とても華やかで素敵なものになるので、ぜひ七福神巡りをしてみてください。
私が実際に東海七福神巡りをした記録は、別のページに詳しく載せていますので、よかったらこちらもご覧ください。
御朱印は、社殿向かって左側に建つこちらの社務所で頂けます。
磐井神社のご利益
御祭神
- 誉田別命(ほんだわけ)※(別名)応神天皇
- 帯中日子命(おきなかつひこのみこと)※(別名)仲哀天皇
- 神功皇后(しんこうこうごう)
- 姫大神(ひめおおかみ)
- 大己貴命(おおなむち)※(別名)大国主命
ご利益は、「愛嬌」「厄祓い」「所願成就」「病気平癒」「安産・子育て」などを授けていただけるといわれています。
磐井神社へのアクセス方法(行き方)
- 東京都大田区大森北2-20-8
- JR京浜本線の「大森海岸駅」から歩いて約6分
地図(マップ)
大森海岸駅の改札口を出たら第一京浜沿いにある歩道橋を渡ります。
歩道橋を渡ったら、そのまま第一京浜沿いを進んで行きます。
磐井神社の境内
磐井神社は、平安時代に編纂された神社名鑑「延喜式神名帳」にも収載されているほどの古い神社で、以前は鈴ヶ森八幡とも呼ばれていたといいます。
こちらが磐井神社の手水舎です。
境内の中を進んでいきます。
社殿前には、迫力のある狛犬が両脇に建っています。
磐井神社は、敏達天皇二年(573)8月の創祀と伝えられています。
貞観元年(859)には、八幡社(一の宮)を定めたときに磐井神社が武蔵国の総社になり繁栄しましたが、永正年間(1504~1520)兵火にかかり社殿が焼失しました。
その後再建され、享保十年(1725)には徳川八代将軍の吉宗が、伊那半左衛門に命じて本社・拝殿・末社ともども建立させたといいます。
昭和九年(1934)には郷社となるも、昭和二十年(1945)の5月に戦火に遭い社殿などを焼失、昭和二十九年(1954)9月に再建され今日に至っているそうです。
磐井の井戸
社前にある古い井戸は「磐井」と呼ばれ磐井神社の由来となったそうです。
東海道往来の旅人に利用されていましたが、万病に効く霊水としても有名で、心正しい人が飲めば清水になるが、邪心を持つ人が飲むと塩水になるといわれています。
弁財天(笠島弁天社)
磐井神社には、東海七福神の弁財天(笠島弁天社)が祀られています。
万葉集の「草陰の荒蘭の崎の笠島を見つつか君が山路越ゆらむ」の歌にある笠島とは、ここの笠島弁天を指したものという説もあるそうです。
こちらが東海七福神の弁財天になります。
海豊稲荷神社
境内社には、海豊稲荷神社が祀られています。
鈴石・鳥石と江戸文人石碑群
境内には、転がしたり叩いたりすると鈴の音がするという「鈴石」と、隅で描いた鳥のような模様のある「鳥石」、江戸文人の石碑群が置かれています。
また、「鈴石」は鈴ヶ森の地名の由来にもなったそうです。
御神木
境内には立派な御神木が立っていました。
神楽殿
磐井神社例大祭
磐井神社例大祭は、8月の第1金曜日・土曜日・日曜日に行われます。