東京都港区にある愛宕神社へ御朱印を頂きに行ってきました。
東京23区内では一番高い山(標高約26メートル)に建つ愛宕神社のアクセス方法や境内の様子、ご利益、パワースポットについてもご紹介していきます。
目次
愛宕神社の御朱印と御朱印帳
御朱印
こちらが愛宕神社の御朱印になります。
御朱印帳
【御朱印帳紹介九十冊目】東京都港区に鎮座する愛宕神社の御朱印帳です。都心にありながら見上げるような石段の参道が特徴的ですが、御朱印帳の表紙にもデザインされています。 #御朱印帳 pic.twitter.com/ggkFbnzpWu
— 目指すは神社ソムリエ!! (@JinjaTaste) 2016年5月5日
御朱印を頂ける時間
御朱印は社殿向かって右側にある社務所で頂くことができます。
また、社務所の時間は午前9時から午後17時までとなっています。
愛宕神社のご利益
愛宕神社の主祭神は、火産霊命(火の神)です。
また配祀は、
- 罔象女命(水の神)
- 大山祇命(山の神)
- 日本武尊(武徳の神)
- 将軍地蔵尊・普賢大菩薩
ご利益は、「防火・防災」「商売繁昌」「恋愛成就・縁結び」「印刷・コンピュータ関係」を授けていただけます。
千日詣りとほおずき市
6月に行われる「千日詣り」は、この日に参拝すれば千日分のご利益があるとされています。
社殿前の丹塗りの門に立てられた茅の輪をくぐることで罪穢れを祓い、無病息災・延命長寿のご利益を授けて頂けるといわれています。
また、同じときに行われる「ほおずき市」では縁起物のほおずきが売られています。
浅草の「ほおずき市」よりこちらの方が元祖だといわれているそうです。
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愛宕神社のパワースポット
出世の石段
出世運アップのパワースポットになっている愛宕神社の出世の石段。
この急な石段を徳川3代将軍の家光公の命を受けた曲垣平九郎が騎馬で駆け上がり、山上の梅の枝を折って駆け下ってきたという「寛永三馬術」の逸話から来ているそうです。
境内には、平九郎手折りの梅樹「将軍梅」の看板も立っていました。
招き石
拝殿手前の左手にある「招き石」は、撫でると福が身につくというパワースポットになっています。
児盤水の滝
児盤水の滝は、弁財天社のすぐ近くにあり、浄化のパワースポットになっています。
平安時代中期に起こった「平将門の乱」を治めるべく向かった源経基が、児盤水で水垢離をとり、神の加護を祈願し、乱を鎮めたという伝説が残っているそうです。
愛宕神社へのアクセス(行き方)
電車
- 東京メトロ日比谷線の「神谷町駅」より歩いて約5分
- 東京メトロ銀座線の「虎ノ門駅」より歩いて約8分
- 都営三田線の「御成門駅」より歩いて約8分
- JRの「新橋駅」より歩いて約20分
私は御成門駅から行くことにしました。
愛宕神社の境内
都会のビルに囲まれたところにあります。
大鳥居をくぐり出世の石段(男坂)を上がっていきます。
40度の急勾配を上がらないといけないので、大変です。
出世の石段(男坂)のところに狛犬が立っていました。
右の狛犬の横には、女坂もあります。
出世の石段(男坂)は86段で、女坂は109段となっています。
出世の石段(男坂)を登りきり、振り返るとこんな感じです。
転げ落ちそうで怖いです。
階段を上がったところに建っているのが一の鳥居です。
こちらが手水舎です。
丹塗りの門
見事な「丹塗りの門」をくぐって社殿へと向かいます。
社殿
愛宕山は江戸時代、「お伊勢七度、熊野へ三度、芝の愛宕山へは月詣り」と謡われた信仰の場でした。
愛宕神社は慶長年間から祀られ、徳川幕府の保護もあって江戸庶民から火伏せの神として信仰されてきたそうです。
太郎坊社
猿田彦神(天狗様)を祭神とする末社です。
福寿稲荷社
宇迦御魂神を祭神とする末社です。
大黒天神・恵比寿神祠
大國主命、事代主命を祭神とする末社です。
弁財天社
市杵島姫命を祭神とする末社です。
池にはたくさんの鯉が泳いでいました。
桜田烈士愛宕山遺蹟碑
安政七年(1860)3月3日、桜田門外で大老の井伊直弼を暗殺(桜田門外の変)した水戸浪士たちは、この愛宕山に集合してから襲撃したそうです。
境内には観光地によくある「顔ハメパネル」が2つ用意されていました。
ひとつは、出世の石段を駆け上がった曲垣平九郎で、もうひとつは西郷隆盛と勝海舟のものでした。
西郷隆盛と勝海舟は、愛宕山から江戸の街を眺めて、戦によって火の海になることは避けようと話し合ったとも言われているそうです。