卯辰山山麓寺院群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている場所です。
春になると美しい枝垂れ桜が咲き誇り、観光や参拝に訪れた人たちの目を楽しませてくれます。
このページでは、そんな様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や桜が咲いている場所などの情報もご紹介していきます。
目次
卯辰山山麓寺院群の桜の見頃
卯辰山山麓寺院群の桜の見頃は、例年4月上旬頃です。
卯辰山山麓寺院群の桜が咲いている場所
卯辰山山麓寺院群への行き方や駐車場などの情報については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
①七面小路周辺の桜
歴史の面影を感じる七面小路を歩いて行くと様々な寺院が建っていて、春には桜の景色が色を添えてくれています。
ベンチや花壇が置かれているちょっとしたスペースに桜が咲いていました。
寺院や史跡が残る複雑に入り組んだ道の中に「心の道」という散策コースが設定されているので、春のお散歩に歩いてみるのもおすすめです。
丁寧に管理されている花壇にはチューリップなどの花が咲いていました。
②妙国寺のしだれ桜
妙国寺は、慶長十九年(1614)に開創。
日蓮作として伝わっている大黒天像が安置されていることから、別名大黒寺とも呼ばれています。
山門は安永九年(1780)の建立で、市指定文化財となっています。
山門をくぐると見事なピンクの枝垂れ桜が咲き誇っていました。
③光覚寺のしだれ桜
卯辰山山麓寺院群の桜の中で、個人的に一番の見どころは光覚寺のしだれ桜です。
本堂前に立派な枝垂れ桜が咲いています。
車が行きかう城北大通りから一歩中に入った場所に建っています。
ご本尊の阿弥陀如来立像は、俊寛僧都の守本尊と伝えられています。
また、本堂の永国山の額は、後西院天皇の11皇女宝鏡宮(本覚院宮)の御筆です。
日本の春といった感じの写真を撮影することができました。
春の穏やかな風に揺れる桜。
④本法寺のしだれ桜
本法寺は、天正十五年(1587)に創建された日蓮宗の寺院です。
山門をくぐると見事な枝垂れ桜が咲いていました。
【動画】卯辰山山麓寺院群の桜の景色
卯辰山山麓寺院群の桜の景色を動画にしました。
寺社と町家が渾然一体となった特徴的な景観の春の様子をぜひ動画でもご覧ください。