金沢市東山1丁目に鎮座する宇多須神社は、養老二年(718)に多聞天社として創建されたのが始まりとされています。
境内に忍者がいることや金沢五社の一つとされていることでも知られています。
このページでは、そんな宇多須神社の御朱印やご利益、パワースポットや境内の様子、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
宇多須神社の御朱印
こちらが宇多須神社の御朱印になります。
宇多須神社のご利益
宇多須神社には、十体の神様が御祭神として祀られています。
そのため「交通安全」「起業成就」「勝運上昇」「良縁祈願」「病気平癒」「安産」「商売繁盛」など様々なご利益を授けてくださるといわれています。
御祭神
- 高皇産霊尊(タカミムスヒノミコト)
- 武甕槌男命(タケミカヅチオノミコト)
- 大國主神(オオクニヌシノカミ)
- 市杵嶋姫命(イチキシマヒメノミコト)
- 大山祇命(オオヤマツミノミコト)
- 八重言代主命(ヤエコトシロヌシノミコト)
- 少彦名神(スクナヒコナノカミ)
- 宇迦之御魂命(ウカノミタマノミコト)
- 豐受大神(トヨウケノオオカミ)
- 崇徳天皇(ストクテンノウ)
宇多須神社のパワースポット
利常公酒湯の井戸
社殿向かって左奥へ歩いて行くと「利常公酒湯の井戸」があります。
第五代藩主であった綱紀公が疱瘡にかかった時に、祈願をしてこの井戸の水を身体にかけたところ、病気が平癒したそうです。
そのことからパワースポットとしても知られています。
宇多須神社の境内
宇多須神社を参拝するのに拝観料などはありません。
金沢市の人気の観光スポットである「ひがし茶屋街」がすぐ近くにあるので、参拝者も多く訪れる場所です。
手水舎。
養老二年(718)に多聞天社として創建されたことから、毘沙門さんとして親しまれてきたそうです。(多聞天=毘沙門)
その後、慶長四年(1599)に藩祖の前田利家公が没したことで現神社境内地に鬼門鎮護の神社として社殿を建てて利家公の神霊を祀り卯辰八幡宮と称しました。
時は徳川の時代であったため、利家公の神霊は秘かに祀られたそうです。
それ以来、前田家藩主の祈祷所として崇敬を集めていきます。
明治六年(1873)に旧金谷御殿の跡地であった場所に社殿を造営し尾山神社が創建されると、利家公の神霊はそちらに遷座されました。
卯辰八幡宮は旧社殿を改修・造営して従前よりの本社の神霊を遷座して明治三十三年(1900)に宇多須神社と改称されました。
境内には、なぜか忍者がいます。
北陸大学の学生ベンチャー「サムライ金沢株式会社」が金沢の武家社会を発信しようという意図で企画したそうです。
訪れる外国人観光客には、評判がいいようです。
宇多須神社へのアクセス方法(行き方)
電車
- 金沢駅から徒歩で約30分
バス
- 城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「橋場町」バス停から徒歩約8分
- 金沢ふらっとバス材木ルート「梅ノ橋」バス停から徒歩約5分
駐車場
- あり
地図
- 住所:石川県金沢市東山1丁目30-8