金沢市天神町1丁目に鎮座する椿原天満宮は、永仁五年(1297)京都北野天満宮より勧請されたのがはじまりです。
加賀藩前田家の崇敬が厚かった金沢五社のひとつで、その筆頭格と言われていました。
このページでは、そんな由緒ある椿原天満宮の御朱印やご利益、境内の様子、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
椿原天満宮の御朱印
こちらが椿原天満宮の御朱印になります。
椿原天満宮のご利益
御祭神が学問の神様である菅原道真公であることから、合格祈願や学業成就、五穀豊穣や雷除けなどのご利益を授けてくださるといわれています。
椿原天満宮の境内
椿原天満宮を参拝するのに拝観料などはありません。
鳥居をくぐり長い階段を上がっていきます。
手水舎。
鎌倉時代の後期であった永仁五年(1297)、加賀国主であった富樫義親が京都北野天満宮より丹波屋敷と称する山崎に勧請したのがはじまりとされています。
観応年間(1350~1352)の一向一揆によって金浦郷田井村へ遷座され、金浦郷の総鎮守産土神となりす。
その後、前田家の祈祷所となり、金浦郷の総社となって田井天満宮と称しました。
江戸時代の寛永年間(1624~1644)、「椿原山」と称する現在地に移転し、明治時代には椿原神社に改称し、現在に至ります。
- 春祭り:4月24日~26日で祭典は25日午後7時
- 秋祭り:9月24日~26日で祭典は25日午後7時
境内には、御祭神の菅原道真公が描かれた石碑が建っていました。
写真を撮り忘れてしまったのですが、椿原天満宮の逆さ狛犬も有名です。
椿原天満宮には、加賀一向一揆の痕跡とされる椿原山砦跡が残されています。
この地は、一向一揆の大将でった洲崎兵庫の屯営地で、椿原山砦と呼ばれていました。
高く積まれた石垣が当時の面影を感じさせてくれます。
椿原山砦は、金沢城の石川門を直視できる場所にあるため、尾山御坊へ合図の狼煙を上げたとされる「狼煙の松」も残されています。
稲荷神社。
神社の横には、天神坂があります。
椿原天満宮へのアクセス方法(行き方)
バス
- 北陸鉄道路線バス「桜町」バス停から徒歩約8分
駐車場
- あり
地図
- 住所:石川県金沢市天神町1丁目1-13