今回は、東京23区内唯一の渓谷にある等々力不動尊へ御朱印を頂きに行ってきました。
都内とは思えない自然豊かな渓谷の中には、「等々力不動の滝」や「等々力渓谷横穴古墳」、また近くには「野毛大塚古墳」なども存在しています。
目次
等々力不動尊の御朱印
こちらが等々力不動尊の御朱印になります。
関東三十六不動霊場の御朱印
等々力不動尊は、関東三十六不動霊場の十七番札所になっています。
御朱印は、同じでした。
等々力不動尊で頂いた御本尊・童子御尊影です。
等々力不動尊の御朱印を頂ける時間
御朱印は、本堂向かって左側に立つ授与所で頂くことができます。
受付時間を確認することができなかったのですが、ネットの情報だと事務所は8時から16時30分までのようです。(※しっかりとした時間を知りたい方は、ご自身で連絡してご確認ください。)
等々力不動尊のご利益
等々力不動尊では、「子育て」「学業成就」ご利益を授けていただけると言われています。
また、戦国時代に吉良氏が戦勝祈願所にされていたので、勝負運・勝ち運のご利益も授けていただけるのではないでしょうか。
稚児大師堂
学業成就のご利益を授けていただけると言われているのは、本堂から階段を下ったところに建っている稚児大師堂に幼い頃の弘法大師の像が祀られているからだそうです。
なので、学業成就のご利益を授かりたい方は、こちらにも必ず参拝するようにしましょう。
等々力不動尊のパワースポット
等々力不動の滝
等々力不動の滝は、かつて修行僧が各地から訪れていたそうです。
役の行者ゆかりの霊場として、現在ではパワースポットといわれています。
【動画】
動画でその様子を見てみてください。
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滝の横には正一位稲荷大明神と不動明王が祀られています。
等々力渓谷横穴古墳
等々力渓谷の3号横穴古墳です。
古墳時代の後期7から8世紀に造られたものと推定されています。
近くに立てられていた説明版の絵です。
横穴はお墓で、土器が供えられていたり、火を焚いた後が残っていたそうです。
こちらもパワースポットといわれています。
野毛大塚古墳
等々力渓谷から少し離れた場所に建てられているのが、野毛大塚古墳です。
五世紀のはじめ頃に造られたとされる全長82m、後円部直径67m、高さ11mの帆立貝形古墳です。
古墳の上まで階段であがることができるので、古墳の頂上からパワーを感じてみてください。
【動画】
野毛大塚古墳の動画も撮ってみたので、よかったら見てみてください。
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等々力不動尊へのアクセス方法と駐車場
電車でのアクセス方法
東急大井町線の等々力駅から南へ5分ほど歩くと等々力渓谷の入口に着きます。
駐車場
駐車場は、等々力不動尊への参詣者の方のみ無料で停められるスペースが用意されています。
駐車場利用時間は午前8時から午後16時までとなっています。
等々力駅から徒歩での道のり
私は、等々力駅から歩いて行くことにしました。
改札口を出たら、左に曲がって線路を渡ります。
線路を渡ったところに、等々力渓谷への道順が書かれた地図がありました。
商店街の中を歩いて成城石井を目指します。
成城石井を通り過ぎてすぐのところを右に曲がります。
そのまま進んでいきます。
アッという間に、等々力渓谷に到着しました。
階段を下って渓谷内に入っていきます。
地図で見るとこんな場所になります。
等々力渓谷から等々力不動尊まで
等々力渓谷の入口から階段を下って中に入っていきます。
赤い橋は、「ゴルフ橋」と呼ぶそうです。
世田谷の閑静な住宅街がすぐそこにあると思えないほどの自然です。
等々力不動尊まであと300mのところまで来ました。
環状八号線の下を通ります。
等々力不動尊へ行く途中に、「等々力渓谷横穴古墳」や「野毛大塚古墳」へ行くための道があるので、等々力不動尊へ行く前に寄ってみてもいいかもしれません。
橋を渡ります。
この橋を渡る右側に「稚児大師堂」が建っています。
橋を渡ると弘法大師と観音様の像が建っていて、左手に「等々力不動の滝」が現れます。
「等々力不動の滝」です。
雪月花
弘法大師と観音様の像のところを右に行くと、甘味処の「雪月花」が建っています。
少し休憩するには最適な場所です。
「雪月花」の前にある階段を上がって等々力不動尊へ向かいます。
階段の途中、左手に小さなお堂が複数建てられていました。
一番上の御堂には、不動明王がいらっしゃいました。
階段を上がりきったところに、「たきのみち」と書かれた石碑と不動明王の石造剣が建てられていました。
手水舎で清めて本堂へ向かいます。
平日の昼間にもかかわらず、人がたくさん来られていました。
本堂
等々力不動尊は、紀州根来寺の興教大師が神託によって御堂を建立したといわれています。
不動尊と書かれた赤い提灯がとても印象的でした。
等々力渓谷から来ると、山門ではなく本堂横から境内に入ってくることになります。
こちらが山門です。
山号「滝轟山」。
キレイに整備された境内でした。
北向庚申塔と草木供養碑
山門をくぐって左手に建っているのが、「北向庚申塔」と「草木供養碑」。
明王院大師堂
山門をくぐって右手にあるのが、明王院大師堂です。