松本市中央3丁目にある源智の井戸は、松本市内にある名水の一つで、城下町が造られる以前から人々の飲用水として使用されていたものです。
現在でも湧き水が出ていて、多くの人たちが飲料水として持ち帰ったり、清水として利用しています。
このページでは、そんな源智の井戸へのアクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
源智の井戸へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- JR「松本駅」から徒歩約15分
駐車場
- なし
地図
- 住所:長野県松本市中央3丁目7
源智の井戸
「源智の井戸」という呼び名は、所有者であった小笠原氏の家臣、河辺縫殿助源智の名をとってつけられたそうです。
環境省の平成の名水百選に認定されている「まつもと城下町湧水群」の一つです。
源智の井戸がある周辺は、女鳥羽川と薄川の複合扇状地で、市内でも有数の湧水地として知られています。
江戸時代には、当国第一の名水と呼ばれ、松本の町の酒造業者のほとんどがこの水をしようしていたそうです
また、明治十三年(1880)の明治天皇の松本御巡幸には、この井戸の水が御前水として使用されました。
春には、周辺に美しい枝垂桜が咲き誇ります。
その様子が映された写真が貼られていました。
現在では、「源智の井戸」がこのような形で残されているのは、地元住民のボランティアの方々の自主的な管理によるものだそうです。
不思議な石仏が近くにあったので、写真を撮ってみました。
【動画】源智の井戸の景色
源智の井戸の景色を動画にしました。
長い間、松本の生活用水としてたくさんの人に利用され、現在でも使用されている源智の井戸の様子をぜひ動画でもご覧ください。