東京都あきる野市小和田に建つ「龍角山 広徳寺」へ参拝に行ってきました。
応安六年(1373)に創建された臨済宗建長寺派の古刹で、秋になると黄色い大銀杏が境内を彩る紅葉の名所としても知られています。
その他にも市文化財の指定を受けている総門をはじめ、都の天然記念物にもなっている「カヤ」と「タラヨウ」なども見ることができます。
このページでは、そんな広徳寺へのアクセス方法や駐車場、境内の様子などの情報をご紹介していきます。
目次
広徳寺へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- JR武蔵五日市線の「武蔵五日市駅」から徒歩約25分
バス
- 武蔵五日市駅から「払沢の滝入口」、「小岩」、「藤倉」、「数馬」もしくは「上養沢」行きのバスに乗車し、「上町」バス停で下車、徒歩約15分
駐車場
- あり
地図
- 東京都あきる野市小和田234
広徳寺の境内
境内図
こちらが広徳寺の境内図になります。
境内は、地形状の制約から、東向きに総門、山門、本堂が東西の中心軸上に配置され、山門と本堂の間の参道を挟んで、北側の鐘楼と南側の経蔵とが対置する禅宗伽藍で構成されています。
総門
室町期の面影を残す総門は、市指定文化財となっています。
山門
山門をくぐると2本の大イチョウが立っています。
江戸時代中期の建造物と推測される茅葺の山門は、重厚な造りで、その存在感に圧倒されます。
鐘楼
本堂
本堂。
江戸時代には、幕府から40石の朱印地が与えられ、約一万二千坪の境内地を有していたそうです。
また、本堂の裏手に都内最大のタラヨウがそびえています。
裏手には、本堂向かって左側から行くことができます。
タラヨウ
タラヨウは、モチノキ科の樹木で、主に東海地方から近畿地方以西の日本と中国大陸の暖帯に分布する高木の常緑樹です。
広徳寺の境内では、秋になると見事な大銀杏の景色を楽しむことができる紅葉の名所となります。
詳しい様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。