裏見ノ滝へ行った帰りに安良沢神社と先憂神社の前を通りました。
神聖な雰囲気に導かれ参拝してきましたので、境内の様子を写真でご紹介していきます。
目次
安良沢神社と先憂神社
境内は、とてもきれいに整備されていて、住人の方々に親しまれているのが伝わってきました。
鳥居をくぐります。
先憂神社
精銅所(古河電工日光事業所)の経理課長であった木村豊吉が大正十四年の12月6日に後のボーイスカウトの前身となる日光電気精銅所少年團を組織し、社会教育に貢献しました。
荒澤川のほとりに常設道場を作り「魚止め道場」と呼び、この道場の一角に団員即ち健児の守護神として建てたのが、先憂神社だそうです。
道臣命(ミチノオミノミコト)が祀られています。
長年の風雪や台風の影響で損傷が激しかったため、昭和四十九年(1974)8月11日に、魚止めの撤収式を行い、同年10月6日に安良沢神社に移設され、現在に至っています。
安良沢神社
大谷川を隔てた九桜沢に沿った地域(現在のやしおの湯付近)は、元々上乃代と呼ばれる地域でしたが、ここに精銅所構内にあった「吉原」「新吉原」「岩下」「妙人畑」の社宅を移設しました。
社宅の一角には、和の代神社があり、全国でも珍しい金属の神社です。
社宅は昭和四十六年(1971)に社宅地区の統合により撤収され、住民はこの地、安良沢社宅に移住しました。
それに伴い和の代神社も昭和四十九年(1974)の8月に撤収式を行い、同年9月6日に、安良沢神社と改名して、この地の氏神様となりました。
安良沢神社と先憂神社へのアクセス方法(行き方)
地図
- 住所:栃木県日光市清滝安良沢町