東京都八王子市廿里町にある「森林総合研究所 多摩森林科学園」では、江戸時代から伝わる栽培品種や国の天然記念物に指定されたサクラのクローンなど、全国各地から収集した約1500本の桜の木が植えられています。
森林環境の動植物の生態に関する研究施設ですが、入園料を支払えば桜が植えられている樹木園・サクラ保存林の中に入ることができ、他ではあまり見ることができない様々な種類の桜を観賞することができます。
このページでは、そんな春の様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の桜の現在の開花状況などの情報と共にご紹介していきます。
目次
森林総合研究所 多摩森林科学園の桜の見頃
森林総合研究所 多摩森林科学園では、様々な種類の桜が植栽されているので、見頃の時期は他の公園の桜などと比べると長期間に及び、例年3月上旬から4月下旬頃といわれています。
森林総合研究所 多摩森林科学園の桜の現在の開花状況
現在の桜の開花状況については、「森林総合研究所 多摩森林科学園」のホームページで確認することができます。
森林総合研究所 多摩森林科学園の入園料
入園料や入園時間、休園日などについては、「森林総合研究所 多摩森林科学園」のホームページでご確認ください。
森林総合研究所 多摩森林科学園の桜の写真
JR高尾駅北口から歩いて約10分の場所に森林総合研究所 多摩森林科学園があります。
入園料を支払って中に入っていきます。
入口のすぐそばには森の科学館が建っています。
見頃の時期には多くのハイキングとお花見を楽しむ人たちが訪れます。
杖も置かれているので、歩くのに自信が無い方は持っていかれることをおすすめします。
ちょうど桜が満開の時期に来ることができ、入口付近にはこのようなテントを張ったお店が少し出ていました。
お茶やお土産品などを購入することができます。
私は少しお腹が空いていたので、さくら餅を頂きました。
美味しかったです。
園内は、7ヘクタールの広大な広さがあり、ちょっとした山登りをする気持ちで来たほうがいいです。
訪れる人もみなさん動きやすい服装で来られていました。
入口からサクラ保存林までは、少し距離があります。
到着するとみなさんベンチでひと休みされていました。
サクラ保存林は、農林省の桜対策事業の一環として、公害や老化によって衰退する桜を保全することを目的に昭和四十一年(1966)に設置されました。
遺伝資源保存のため、伝統的な栽培品種や名木、学術的に貴重な種類など約500栽培ライン、総数約1500本の桜が植栽されています。
もう一度言いますが、近所の公園へお花見に行く感覚で行かないように気をつけてください。
サクラ保存林をすべて見て回ろうと思うと、ちょっとした山登りになります。
その変わり、景色も素晴らしいです。
薄いピンクから濃いピンク、白い桜など様座な品種が植えられているので、カラフルな桜の景色を堪能することができます。
歩道沿いには、標識杭が立っているので、それを参考にして歩いて回ります。
こんな急な階段も登らなければなりません。
関山ベンチ
ベンチに座ってゆっくりお花見を楽しむことができるスペースも用意されています。
関山ベンチでは、みなさん昼食などを楽しんでいました。
見晴あずまや
見晴あずまや。
見晴あずまやからの景色です。
歩いて行ける距離に陵南公園、原ふれあい広場があり、どちらも美しい桜の景色を見ることができます。
【動画】森林科学園の桜の景色
森林総合研究所 多摩森林科学園の桜の景色を動画にしました。
他ではなかなか見ることができない貴重な品種の桜の景色と雄大な自然の様子をぜひ動画でもご覧ください。