都立祖師谷公園は、世田谷区の桜の名所として知られている場所です。
仙川沿いに植えられた桜並木やアメリカ・ワシントン市から里帰りした桜の景色は圧巻で、訪れた人たちの目を楽しませてくれます。
また、見頃の時期には「さくらフェス」が開催され、多くの人たちが訪れお花見を楽しみます。
このページでは、そんな春の公園の様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況などの情報と共にご紹介していきます。
目次
祖師谷公園の桜の見頃
祖師谷公園の桜の見頃は、例年3月下旬から4月上旬頃です。
祖師谷公園の桜の現在の開花状況
現在の桜の開花状況については、「都立祖師谷公園」のツイッターで確認することができます。
祖師谷公園さくらフェス
桜の見頃の時期に合わせて、毎年「さくらフェス」が開催されます。
詳しい「さくらフェス」の日程やイベント内容については、上記に記載・リンクしました「都立祖師谷公園」のツイッターで確認することができます。
たくさんの手作り屋台が出店していて、美味しそうな食べ物や飲み物が販売されていました。
他にも地元野菜でしょうか。野菜の販売も行われていました。
親水テラスステージでは、上祖師谷囃子連や筝などの音楽パフォーマンスが披露されます。
私が訪れたときは、ちょうど上祖師谷囃子連が行われていました。
世田谷に伝わる祭りの囃子は、ほとんどが江戸時代後期に町人文化として行われた神田囃子が伝承したものだそうです。
上祖師谷の祭りの囃子は、箕輪囃子の流れを汲むものです。
祖師谷公園の桜の写真
祖師谷公園は、一部の施設を除いて無料で楽しむことができる公園です。
桜の景色やお花見も無料でできます。
私が訪れたときは、ちょうど「さくらフェス」のときだったので、たくさんのお花見客で溢れていました。
里帰りの桜(ワシントン桜)は、明治四十五年(1912)に尾崎東京市長が荒川堤に咲いていた五色桜から接穂を採取して養成した12種3000本をワシントンに贈ったものです。
ワシントン市に到着した桜の苗は、ポトマック公園に植樹され、現在ではアメリカの桜の名所となっています。
祖師谷公園に咲く里帰りの桜は、平成二年(1990)にポトマック公園の桜を実生より育てた苗木を80年目に里帰りの桜として植樹したものだそうです。
たくさんの自転車が置かれていたので、祖師谷公園にお花見に来られる方のほとんどは、地元住民の方々ではないでしょうか。
シートを敷いてお花見を楽しむスペースはたくさんありました。
祖師谷公園の飛び地となっている「みんなの森」周辺でも少しですが、桜が咲いていました。
その様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
【動画】祖師谷公園の桜の景色
祖師谷公園の桜の景色を動画にしました。
世田谷区の桜の名所のひとつ、祖師谷公園の桜の様子をぜひ動画でもご覧ください。
祖師谷公園へのアクセス方法(行き方)
- 小田急線「成城学園前」駅から小田急バス、千歳船橋行き又は千歳烏山駅行き「駒大グラウンド前」下車
地図
- 住所:世田谷区上祖師谷三、四丁目・祖師谷六丁目・成城九丁目