埼玉県比企郡にある嵐山渓谷は、岩畳と槻川の清流、そして周囲の美しい紅葉を眺めることができる関東有数の紅葉スポットとして人気の場所です。
このページでは、そんな様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の状況、紅葉まつりやアクセス方法、駐車場などの情報についてもご紹介していきます。
目次
嵐山渓谷の紅葉の見頃
嵐山渓谷の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬頃です。
嵐山渓谷の紅葉の現在の状況
現在の紅葉の状況については、嵐山町観光協会のサイトで確認することができます。
嵐山渓谷紅葉まつり
紅葉の見頃の時期に合わせて「嵐山渓谷紅葉まつり」が開催されます。
開催期間中には、嵐山町観光ボランティアによる「ガイドウォーク」やご当地うまいもの出店販売などがあります。
日程については、上記にリンクしてある嵐山町観光協会のサイトでご確認ください。
嵐山渓谷へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 東武東上線の「武蔵嵐山駅」西口から「と02系統」せせらぎバスセンター行きのバスに乗車し、「休養地入口」バス停で下車
電車と徒歩
- 東武東上線の「武蔵嵐山駅」から徒歩約40分(3km)
駐車場
①嵐山渓谷バーベキュー場の駐車場
嵐山渓谷の中心となる駐車場です。
収容台数
- 300台
駐車料金
- 普通車1,000円
- オートバイ400円
- 大型バス 4,500円
- マイクロバス 3,000円
- ※1台につきの料金です。嵐山渓谷紅葉まつり期間中は半額になります。
※料金は変更になっている可能性がございます。
駐車の場所
- 住所:埼玉県比企郡嵐山町大字鎌形2857
嵐山渓谷駐車場
嵐山渓谷まで徒歩10分と便利な駐車場です。
収容台数
- 20台
駐車料金
- 無料
駐車の場所
武蔵嵐山駅から嵐山まで徒歩での道のり
私は実際に武蔵嵐山駅から嵐山まで歩いて行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
駅からの道のりについては、嵐山町観光協会に掲載されている地図が便利です。
武蔵嵐山駅は、改札口がひとつだけです。
改札口を出たら左にある西口を出ます。
西口を出たら、右前方にある駅へまっすぐ延びる県道251号線を歩いて行きます。
ちょっとさみしい感じの商店街です。
嵐山駅入口交差点まで来たら、交差点を渡って左に曲がります。
ガソリンスタンドのところを右に曲がります。
二手に分かれているところがあるので、ここは右の道を進みます。
菅谷小学校と菅谷中学校のところまで来ました。
右が小学校で、左が中学校です。
国道254線まできたら、そのまま交差点を渡ってまっすぐ歩いて行きます。
交差点を渡ったところには菅谷館跡がり、その中に嵐山史跡の博物館があります。
今回は、立ち寄りませんでしたが紅葉も綺麗そうでした。
ちなみに8時30分に武蔵嵐山駅を出発して、嵐山史跡の博物館に到着したのが8時40分だったので、駅からの所要時間は10分。
万歩計は1113歩で、距離は860メートルとなりました。
交差点を渡ったら、真っすぐ歩いて行きます。
途中分かれ道がありますが、ここは右の道を真っすぐ進んで行きます。
鉄塔が立っているところまで来ました。
鉄塔の横を通り過ぎます。
嵐山渓谷までの道のりには、ところどころに「もみじまつり」ののぼりが立っているので、それを目印にしてください。
前方に木々が色づきはじめた山が見えてきました。
県道173号線のところまで来ました。
交差点を渡って、左に歩いて行きます。
県道173号線沿いを歩いて行きます。
道が交差する四辻なので、道しるべが建っていました。
この場所は江戸時代には高札場だったそうです。
高札とは、江戸時代幕府や藩の法度や掟書を板に書いたものでそれを掲げたのが高札場です。
道しるべのところを右に曲がります。
嵐山渓谷まで残り1.2kmのところまで来ました。
道なりに歩いて行きます。
だんだんと紅葉の景色が見え始めてきました。
車が通ることができない嵐山渓谷の入口に到着です。
8時30分に武蔵嵐山駅をスタートして、嵐山渓谷の入口に到着したときの時間が8時57分だったので、ここまでの所要時間は27分。
万歩計は2923歩で、距離は2.27kmとなりました。
生い茂った木々の中を歩いて行きます。
まずは展望台を目指して歩いて行きます。
槻川沿いを歩いて行きます。
可愛らしいお猿さんの像が立っていました。
展望台に近づくにつれ、木々が真っ赤になっていきます。
展望台に到着です。
万歩計で測った武蔵嵐山駅から嵐山渓谷展望台までの所要時間と距離
武蔵嵐山駅を8時30分に出発して、嵐山渓谷展望台に到着したのが9時14分だったので、ここまでの所要時間は44分。
万歩計は4226歩で、距離は3.29kmとなりました。
嵐山渓谷の紅葉の見どころ
実際に嵐山渓谷に紅葉を見に行って、私自身が感じた見どころをご紹介していきます。
①展望台周辺の紅葉
展望台周辺は、赤・茶・黄色に色づいた木々のグラデーションを楽しむことができます。
展望台のベンチでゆっくり座って景色を眺めることもできます。
展望台からは、槻川とそれを囲む木々と山々の色づきを堪能できます。
近くには「嵐山町名発祥之地」と刻まれた石碑が建っていました。
嵐山町は昔「武蔵長瀞」と呼ばれていたそうです。
それが、昭和三年(1928)に本多静六博士が槻川の下流にある槻川橋から見た渓谷の景観が京都の嵐山に似ていることから、「武蔵嵐山」と名付けられたそうです。
本多静六博士は、日本最初の林学博士になられた方です。
②展望台から与謝野晶子の歌碑への道
展望台から与謝野晶子の歌碑が建つ場所へ続く散策道が紅葉のトンネルのようになっていました。
紅葉デートに訪れているカップルの姿もけっこういました。
③与謝野晶子の歌碑周辺の紅葉
昭和十四年(1939)の6月に与謝野晶子が訪れ、渓谷の自然などをテーマに「比企の渓」29首を歌いあげました。
その後、平成十年(1998)に娘の藤子さんの協力によって、細原の先端部にこの歌碑が建立されたそうです。
歌碑周辺は、ススキが群生していました。
黄金色のススキが太陽の陽に照らされて輝いていました。
④冠水橋周辺の紅葉
槻川のすぐ近くまで歩いて行くことができます。
清流と紅葉の雄大な景色が広がっていました。
⑤岩畳と槻川と紅葉
冠水橋から奥へと歩いて行くと石畳の絶景スポットがあります。
高価なカメラを持った人が何人もこの景色を撮影するために訪れていました。
武蔵嵐山駅から2駅先の森林公園駅から行くことができる国営武蔵丘陵森林公園も紅葉の名所として有名です。
こちらは夜のライトアップも行われています。
嵐山渓谷バーベキュウ場の売店
嵐山渓谷バーベキュウ場入口には、売店があります。
中では地元農産物の販売などが行われていました。
美味しそうなスイーツもありました。
私はお握りと、可愛らしい「嵐丸焼き」を購入しました。
どちらも美味しかったです。
【動画】嵐山渓谷の紅葉の景色
嵐山渓谷の紅葉の景色を動画にしてみました。
関東でも有数の紅葉の名所として知られる嵐山渓谷の紅葉の景色をぜひ動画でもご覧ください。