箱根の知る人ぞ知るハイキングコース、堂ヶ島渓谷遊歩道(早川渓谷遊歩道)を歩いてきました。
宮ノ下駅から歩いて約1時間ほどで巡ることができ、夏にはイワタバコ、秋には紅葉などを楽しむことができる場所となっています。
そんな堂ヶ島渓谷遊歩道の様子を写真でお伝えするとともに、アクセス方法や実際に歩いてかかった所要時間と距離などの情報についてもご紹介していきます。
目次
堂ヶ島渓谷遊歩道の地図(マップ)
ハイキングコースの地図は、以前神奈川県のホームページに掲載されていたのですが、新しいホームページになったときに削除されてしまったようです。
もしかしたら、再度掲載されているかもしれないので、神奈川県のホームページで確認してみてください。
所要時間と距離
神奈川県のホームページに掲載されている地図によると、堂ヶ島渓谷遊歩道コースの所要時間の目安は約40分で、距離は1.8kmとなっています。
堂ヶ島渓谷遊歩道へのアクセス方法(行き方)
電車
- 箱根登山電車「宮ノ下駅」で下車、徒歩約10分
バス
- 箱根登山バス「宮ノ下」バス停で下車、徒歩約8分
堂ヶ島渓谷遊歩道ハイキングコースを散策した旅記録
実際に堂ヶ島渓谷遊歩道ハイキングコースを散策してきましたので、その道のりを写真でお伝えしていくとともに、万歩計で測った所要時間と距離についてもご紹介していきます。
私は、まず箱根湯本駅からバスに乗って宮ノ下まで行きました。
9時18分、宮ノ下バス停をスタートです。
バス停を降りたら、道路を渡って来た道をほんの少しだけ戻ります。
車がたくさん走っているので、道路を渡るときは気をつけてください。
箱根吟遊の看板のところを下っていきます。
宮ノ下は、箱根を代表する富士屋ホテルを中心に様々なお店が立ち並ぶ人気スポットですが、そこから少し歩いただけで、自然散策を楽しむことができるのが、堂ヶ島渓谷遊歩道があります。
堂ヶ島は、「箱根七湯の枝折」(江戸時代の箱根温泉のガイドブックのようなもの)に記載されているように古くからある温泉場のひとつです。
階段を下っていきます。
小さな赤い祠が建っていました。
堂ヶ島温泉は、鎌倉時代から室町時代に臨済宗の僧侶として政治、文化にも功績を残した夢窓疎石が開いたと伝えられています。
渓谷周辺で工事をしていたので、このような壁が作られていました。
夢窓橋
夢窓橋に到着しました。
堂ヶ島周辺は、早川がつくる急峻な渓谷の谷底に位置することから、川岸には箱根火山の土台となる基盤岩を見ることができます。
約400万年前の地震で、海底に火山灰や軽石などが堆積したもので、早川凝灰角礫岩と呼ばれています。
橋を渡ったら、左へ曲がります。
階段を上がって行きます。
階段を上がると道が細くなり、山道のようになるので、訪れるときはトレッキングシューズなど歩きやす、滑らない靴で行くようにしましょう。
道の途中、分かれ道などには、このような道案内が立てられているので、安心して歩くことができました。
東電川久保発電所
東電川久保発電所のところまで来ました。
すぐ近くには、桜公園があります。
9時18分にスタートして、東電川久保発電所に到着したときの時間が9時43分だったので、ここまでの所要時間は25分。
万歩計は1709歩で、距離は1.33kmとなりました。
金網の横を歩いて行きます。
東電川久保発電所の施設があります。
底倉まで、残り300メートルのところまで来ました。
吊り橋が見えてきました。
桜橋
桜橋に到着しました。
この橋は東京電力の管理用で、ご好意によって使わせてもらっているそうです。
この桜橋からの景色がとても素晴らしかったです。
橋を渡ったら、階段を上がって渓谷を登ります。
壊れそうな空き家が建っていました。
階段を上っている途中、振り返ると山が秋色に染まっている景色が広がっていました。
国道138号線に出てきました。
国道へ出たら、左に歩いて行きます。
木賀温泉入口バス停
木賀温泉入口バス停に到着しました。
万歩計で測った堂ヶ島渓谷遊歩道ハイキングコースの所要時間と距離
9時18分に宮ノ下バス停を出発して、木賀温泉入口バス停に到着したときの時間が9時57分だったので、堂ヶ島渓谷遊歩道ハイキングコースの所要時間は39分。
万歩計は2530歩で、距離は1.97kmとなりました。
堂ヶ島渓谷の紅葉の様子については、別のページで詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。