港七福神巡りは、七福神を祀る寺社以外に、宝船を祀られている十番稲荷神社を加えた8箇所を回るコースになっています。
東京都港区という都会の中に残された歴史の面影を感じながら巡る楽しさがあります。
このページでは、実際に万歩計を付けて巡った所要時間や距離、期間や時間、色紙や御朱印の料金などの情報もお伝えしていきます。
目次
港七福神巡りの期間と所要時間と地図
期間と時間
- 期間:元旦から成人式の日まで ※(令和六年の七福神めぐり期間 1月1日(月)~8日(月祝)の予定
- 時間:午前9時から午後5時まで
※最終日の集印開始受付は14:00まで
所要時間と距離
所要時間は、約3時間で距離は約6.0kmとなっています。
私が実際に歩いた距離と時間、所要時間を最後に記載していますので、そちらもご参考にしてみてください。
地図(マップ)
地図は、港七福神めぐりの公式ページに掲載されている地図が便利です。
港七福神の色紙や御朱印の値段はいくらか
色紙の値段
私が巡ったときは、専用の色紙が2つありましたが、現在は厚紙色紙のみとなっているようです。
色紙が無料なのは、はじめてなのでビックリしました。
御朱印の値段
御朱印の初穂料は500円です。
※専用台紙(A3判)について平成三十年で頒布終了いたしました。
※値段や色紙の種類などについては、変更になっている可能性がございますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。
港七福神一覧
神社・お寺名 | 七福神 | 住所 |
---|---|---|
熊野神社 | 恵比寿 | 港区麻布台2-2-14 |
宝珠院 | 弁財天 | 港区芝公園4-8-55 |
十番稲荷神社 | 宝船 | 港区麻布十番1-4-6 |
大法寺 | 大黒天 | 港区元麻布1-1-1 |
氷川神社 | 毘沙門天 | 港区元麻布1-4-2 |
櫻田神社 | 寿老人 | 港区西麻布3-2-16 |
天祖神社 | 福禄寿 | 港区六本木7-7-7 |
久国神社 | 布袋尊 | 港区六本木2-1-16 |
港七福神巡りスタート
9時49分に東京メトロ日比谷線の神谷町駅からスタートです。
まずは、熊野神社を目指して歩いて行きます。
左手に東京タワーを見ながら国道一号線沿いを歩きます。
港七福神の赤いのれんが見えました。
港七福神 熊野神社(恵比寿)
港七福神の熊野神社に到着しました。
御朱印などは左手のビルの1階でいただくことができます。
地図は以下になります。
顔が無くなってしまったお地蔵様もいらっしゃいました。
次は、熊野神社と書かれた提灯の下を通って宝珠院を目指して歩いて行きます。
国道一号線を渡って、増上寺方面へ歩いて行きます。
東京タワーの真下まで来ました。
信号を渡ると宝珠院です。
港七福神 宝珠院(弁財天)
港七福神の宝珠院に到着しました。
宝珠院は、徳川家墓所がある増上寺の別寺でもあるそうです。
地図は以下になります。
こちらが宝珠院の弁財天堂です。
また、境内には閻魔堂・妙見祠も建てられています。
次は、宝船が祀られている十番稲荷神社に向かいます。
国道1号と東京都道319号が交差する赤羽橋の交差点を渡ります。
東京都道319号沿いを歩いて行きます。
赤羽橋駅を通り過ぎます。
麻布十番駅まで来ました。
信号を渡ります。
変わった建物だったので写真を一枚撮ってみました。
ジュールAというビルだそうです。
さらに進んでいきます。
港七福神 十番稲荷神社(宝船)
港七福神の十番稲荷神社に到着しました。
地図は以下になります。
宝船はこの左手にあるので、階段を上がって探さないよう注意してください。
江戸時代に初夢を見る日には枕の下に七福神の宝船の絵を敷いて寝るとよいと言われたことから、七福神は宝船に乗っているそうです。
御朱印は階段を上がって左手で頂くことができます。
次は、大黒様がいらっしゃる大法寺に向かいます。
十番稲荷神社の目の前にある横断歩道を渡ってまっすぐ進みます。
七福神とは全然関係ないですが、可愛いマンホールだったので、写真を撮ってみました。
ここを右に曲がります。
ピーコックの横を通り過ぎて歩いて行きます。
大黒坂まで来ました。
港七福神 大法寺(大黒天)
港七福神の大法寺に到着しました。
こちらでは甘酒も配られていて、とても温かく迎えていただけました。
節分ではたくさんの子供たちが集まって大賑わいだそうです。
地図は以下になります。
大法寺には、2体の大黒様がいらっしゃいました。
写真を撮ってもOKということだったので、撮らせていただきました。
打ち出の小づちも描かれている大黒天の提灯が可愛らしかったです。
甘酒も頂き体もあったまり元気が出たところで、次の氷川神社に向かいます。
大法寺を出たら右の坂を上がっていきます。
大黒坂だと思っていたら一本松坂を上がっていたようです。
一本松
詳しいことはよくわからないのですが、この一本松は、麻布七不思議の一つといわれているそうです。
一本松の由来の石碑もありました。
一本松を通り過ぎてそのまま真っすぐ進みます。
港七福神 氷川神社(毘沙門天)
港七福神の氷川神社に到着しました。
境内に入るとちょっと変わったビルが景色の向こう側に見えてなんだか不思議な光景でした。
江戸氷川七社の一つとなっています。
地図は以下になります。
歩きはじめたときは、どんよりとした曇り空でしたが、青空が見えるようになってきました。
櫻田神社を目指して歩いて行きます。
櫻田神社に行く途中に中国の大使館があるためかかなり数の警察官がいました。
不審者と思われると嫌だったので、写真を撮るにもちょっと躊躇しました。
麻布消防署を通り過ぎます。
港七福神 櫻田神社(寿老人)
港七福神の櫻田神社に到着しました。
細い参道を歩いて境内に入っていきます。
櫻田神社は治承四年(1180)に霞ヶ関桜田門外に鎮座し、寛永元年(1624)に現在の場所に移ったと言われています。
地図は以下になります。
こちらが港七福神の寿老人です。
次は、天祖神社へ向かいます。
首都高速3号渋谷線のところまできました。
地下歩道を通って道路を渡ります。
ここを右に曲がります。
細い道をそのまま進んでいきます。
六本木のこの場所に家を建てる人ってどんな仕事をしているんだろうなんて考えながら歩いて行きました。
港七福神 天祖神社(福禄寿)
港七福神の天祖神社に到着しました。
工事中でしたが、境内に入っていきます。
地図は以下になります。
入口の「天祖神社」と書かれた石碑はテレビ朝日が奉納したもののようです。
いよいよ最後の久国神社を目指して歩いて行きます。
六本木交差点まで来ました。
六本木一丁目駅方面に向かって歩いて行きます。
首都高から一本中に入った道を歩いて行きます。
港七福神 久国神社(布袋尊)
港七福神の久国神社に到着しました。
太田道灌が名工久国作の太刀を奉納したのが社名のいわれだと言われています。
地図は以下になります。
万歩計でみた港七福神巡りの所要時間と距離
9時49分に神谷町駅をスタートして久国神社で参拝し御朱印を頂いた後に時間を見てみると11時41分になっていました。
なので所要時間は、1時間52分となりました。
万歩計を見てみると、8628歩で距離は6.21kmとなっていました。
久国神社から一番近い駅の六本木一丁目駅を目指して歩いて行きます。
六本木一丁目駅に到着しました。
ちなみに六本木一丁目駅に着いたときは11時46分なので、久国神社からは約5分でくることができました。
万歩計は、9186歩、6.61km。
東京タワーや六本木といった都会のど真ん中を歩く港七福神巡りは、寺社間の距離がけっこうあるので、意外と疲れましたが、都会の中に残っている歴史を感じながら歩くことで、新しい発見があったように感じます。
谷中七福神や日本橋七福神と比べると参拝している人もあまり多くなかったので、回りやすかったのもおすすめポイントです。
港七福神巡りの御朱印
こちらが港七福神の御朱印になります。
ステキな絵柄のスタンプを教えていただきました。