東京都世田谷区奥沢に建つ九品仏浄真寺へ御朱印を頂きに行ってきました。
境内の様子を写真でお伝えするとともにアクセス方法や駐車場についての情報もご紹介していきます。
目次
九品仏浄真寺の御朱印
九品仏浄真寺では、通常2種類の御朱印を頂くことができます。
一つ目は「九品阿弥陀仏」の御朱印で、九体の阿弥陀仏の朱印が押されています。
二つ目は「五劫思惟」と書かれた御朱印です。
五劫思惟(ごこうしゆい)の阿弥陀仏は、普通の阿弥陀仏と違いアフロヘアのような髪型が特徴な仏様で、朱印もそのような絵柄になっています。
たくさんの人たちを救済するにはどうしたらいいのかと、気の遠くなるような長い間、思惟をこらして修行していたら、このような髪型になったという仏様だそうです。
期間限定の御朱印
また3年に1度、行われる「お面かぶり」という行事のときに、頂ける御朱印があります。
九品仏の御朱印、お面かぶりver. 今日一日で何枚も書いてるせいか早かった! pic.twitter.com/lQ7X7BqkZQ
— keiko (@minibarak) 2014年8月16日
九品仏浄真寺へのアクセス方法(行き方)
- 住所:東京都世田谷区奥沢7-41-3
- 最寄駅:大井町線の「九品仏駅」から歩いて約2分
- 最寄駅:東横線の「自由が丘駅」から歩いて約10分
地図(マップ)
駐車場
参拝者のため、40台ほど停められる無料の駐車場が用意されています。
九品仏駅から徒歩
九品仏駅は、改札口がひとつなので、出口で迷う心配はありません。
改札口を出たら左に歩いて行きます。
九品仏商店街の中を進んでいきます。
アッという間に、九品仏浄真寺の入口に到着しました。
九品仏浄真寺の境内の様子
長い参道を歩いて行きます。
総門
総門をくぐって境内へと入っていきます。
九品仏浄真寺は、延宝六年(1678)に奥沢城跡地に珂碩上人が開山となり、堂塔を建立し創建したお寺です。
閻魔堂
総門をくぐって少し歩いた右手に閻魔像と脱衣婆像が安置されている閻魔堂が建っています。
仁王門(山門)紫雲楼
「紫雲楼」の扁額が掲げられている仁王門は、寛政五年(1793)に再建されたもので、仁王門の楼上には阿弥陀如来と二十五菩薩像が安置されているそうです。
迫力のある仁王像が建っています。
鐘楼
宝永五年(1708)に建てられた鐘楼が仁王門の横に立っています。
梵鐘は、深沢村の谷岡重頼が父母の菩提のために寄進したもので、都指定文化財となっています。
本堂
龍護殿とも呼ばれている本堂は、元禄十一年(1698)に三仏堂とともに完成しました。
本堂は、浄土(彼岸)の世界を表す三仏堂に対し、西面して穢土(此岸)を表しているそうです。
三仏堂
本堂の向かいに並列して建っている三仏堂は、向かって右から中品・上品・下品堂で、それぞれ三体の阿弥陀如来像が安置されています。