真田氏本城跡は、長野県上田市真田町に位置する歴史的な山城跡です。
春には、町を一望できる景色と桜の共演を堪能することができるお花見スポットです。
今回は、そんな真田氏本城跡の春の様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況、アクセス方法や駐車場などの情報もご紹介していきます。
目次
真田氏本城跡の桜の見頃
真田氏本城跡の桜の見頃は、例年4月中旬から4月下旬頃です。
真田氏本城跡の桜の現在の開花状況
現在の真田氏本城跡の桜の開花状況を教えてくれるサイトを見つけることができませんでした。
ただ、上田市役所のホームページでは、近くの長谷寺や信綱寺の桜の状況を教えてくれているので、そちらの開花状況を参考にしてみてください。
真田氏本城跡の桜の写真
春の柔らかな陽ざしに誘われて、長野県上田市真田町にある「真田氏本城跡」へ桜を見に行ってきました。
ここは、戦国時代に名を馳せた真田一族の発祥の地。
「真田の郷」と呼ばれるこの一帯には、歴史と自然が見事に調和した風景が広がっています。
登り口にある「真田家発祥の郷」という石碑を横目に、整備された道をゆっくり登っていくと、春風に揺れる桜が出迎えてくれました。
山肌に沿って咲き誇るソメイヨシノや山桜は、まるで過去と今をつなぐ道しるべのよう。
標高はおよそ890メートル。
山城跡の頂上からは、上田の街並みが眼下に広がり、かつてこの地に立った武将たちの視線と重なるような感覚を覚えます。
曲輪や堀切、土塁といった遺構が、山肌に静かに残っていました。
想像力を膨らませながら歩けば、ここがかつての「戦略の本拠地」であったことが、肌で感じられます。
とくに興味深かったのは、真田氏が上田城に移る前、この山城を三代にわたって本拠としていたということ。
発掘調査によれば、なんと鎌倉時代からの痕跡もあるとのことで、歴史の奥深さに驚かされました。
真田氏本城跡の桜は、ただ「咲いている」だけでなく、過去に思いを馳せる静けさと尊さを感じさせてくれます。
春の淡い光の中で、歴史と自然が優しく交差しているようなひとときを感じさせてくれます。
地元の友達同士であろう、あばあちゃんが楽しそうにお花見している姿が印象的でした。
戦国の風を感じながら、満開の桜に包まれる。
そんな贅沢な時間が、ここ真田氏本城跡にはありました。
歴史好きにはもちろん、静かな自然に癒やされたい人にもおすすめの春旅スポットです。
【動画】真田氏本城跡の桜の景色
真田の郷へ桜を見に行ったときの様子を動画にしました。
こちらに真田氏本城跡の桜の様子も載せていますので、ぜひ確認してみてください。
真田氏本城跡へのアクセス方法と駐車場
電車とバス・車
- 上田駅からバスに乗車し「長小学校前」で下車、徒歩約30分
- 上田駅から車で約25分
駐車場
- あり
車椅子対応の入口と駐車場があり、バリアフリー設計となっています。
地図
- 住所:長野県上田市真田町長
真田氏本城跡のトイレ
- あり