東京メトロ南北線の麻布十番駅から歩いて5分ほどの場所に建つ善福寺の境内には、樹齢750年を超えるといわれる大銀杏が立っています。
このページでは、天然記念物に指定されているイチョウの紅葉した秋の様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の色づき状況などの情報もご紹介していきます。
目次
善福寺のイチョウの紅葉の見頃
善福寺のイチョウの紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬頃です。
善福寺のイチョウの紅葉の写真
善福寺のイチョウの紅葉を鑑賞するのに拝観料などはありませんでした。
高層ビル群が建ち並ぶ港区の麻布にあるイチョウの木とは思えないほど迫力がありました。
親鸞聖人が境内に杖をさした所から根が生えたと伝えられています。
すぐ隣に像が立っていました。
数々の戦火から逃れてきましたが、東京大空襲で被害を受け終戦後に枯死したような状態になったそうです。
そのため天然記念物の指定を取り消されてしまいましたが、住職らの尽力によって奇跡的に蘇り、異例の再指定となったそうです。
根がせり上がって、枝先が下に伸びているところから「逆さイチョウ」といわれるそうです。
この地で数々の歴史を見守って来たであろう大銀杏を見ていると畏怖の念を感じざるえません。
これからもずっと見守り続けていただきたいものです。
【動画】善福寺のイチョウの紅葉の景色
善福寺のイチョウの紅葉の景色を動画にしました。
都内最古のものとして国天然記念物の指定を受けているイチョウの秋の様子をぜひ動画でもご覧ください。