金沢市内を流れる鞍月用水は、街中にせせらぎをもたらしてくれる場所となっています。
春になって玉川公園西交差点付近に架かる新下九曜橋を歩いていると美しいピンクの枝垂れ桜が鞍月用水脇に咲き誇っていました。
このページでは、そんな様子を写真と動画でお伝えするとともに、桜の見頃の時期などの情報もご紹介していきます。
目次
鞍月用水の桜の見頃
鞍月用水の桜の見頃は、例年4月上旬頃です。
鞍月用水とは
鞍月用水は、犀川にかかる上菊橋上流の右岸から取水し、金沢市街を貫流し、駅西地区を潤す重要な農業用水となっています。
旧鞍月村を通ったので、この名称がつけられました。
大野庄用水などと並び藩政時代は総構堀の役割を担い、また城下の防火や生活のための用水としての役割を果たしてきました。
鞍月用水の桜の写真
玉川公園西交差点付近に架かる新下九曜橋の様子です。
しだれ桜が用水の両脇に咲き誇っていました。
雪柳と桜が春の心地よい風に揺られていました。
すぐ近くにある玉川公園と穴水町児童公園でも美しい桜の景色を見ることができます。
新下九曜橋の名前の由来は、長家の家紋である「銭九曜」紋から付けられたそうです。
長家の上屋敷が玉川公園と玉川図書館の場所にあり、対岸には長家の下屋敷と家臣たちの屋敷が建っていました。
春の歴史散策をするのにピッタリな場所です。
【動画】鞍月用水の桜の景色
鞍月用水の桜の景色を動画にしました。
歴史の面影を残す用水沿いに咲く枝垂れ桜の様子をぜひ動画でもご覧ください。
鞍月用水へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- 金沢駅から徒歩約26分
バス
- 玉川公園バス停から徒歩約1分
地図
- 石川県金沢市