東京都新宿区西早稲田3丁目に鎮座する水稲荷神社は、天慶四年(941)に鎮守府将軍であった俵藤太秀郷朝臣が、旧社地の富塚の上に稲荷大神を勧請したのがはじまりと伝えられています。
このページでは、そんな歴史ある神社の御朱印やご利益、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
水稲荷神社の御朱印
私が訪れたときは、御朱印の頒布はしていないとの張り紙がされていました。
今後、状況が変わるかもしれませんので、最新情報はご自身でご確認ください。
水稲荷神社のご利益
水稲荷神社は、水と緑の鎮守であるとともに、水商売や眼病、消防の神様として知られています。
またすぐ近くにある早稲田大学の受験祈願としても有名なんだそうです。
御祭神
- 倉稲魂大神
- 佐田彦大神
- 大宮姫大神
水稲荷神社の境内
創建当初は、富塚稲荷、将軍稲荷と呼ばれていましたが、元禄十五年(1702)御神木の大椋の下から霊水が湧き出し、眼病に効能があったことから江戸市中で大評判になり、それ以来「水稲荷」と称するようになったそうです。
鳥居
手水舎
社殿
「福餅つき」や「夢枕」の販売が行われる元旦祭、東京では珍しいオビシャ(御歩射、御備射)の祭事が行われる発午祭、節分祭、海の日に行われる富士祭など様々な行事が一年を通して行われ、多くの参拝者が訪れます。
耳かけ神狐
身体の痛い所と神狐と交互になでると痛みが和らぐといわれています。
境内社
宮神輿
毎年9月9日の重陽の節句に行われる例大祭。
三年毎の第二日曜には、大正期の神輿工芸の技術の粋を集めた東京屈指の美形神輿の渡御があります。
日本航空史の祖
明治四十三年(1910)12月19日、日本における飛行機の公式飛行に初めて成功したのが、バロン徳川こと徳川好敏と日野熊蔵です。
徳川好敏は、水稲荷神社社地で育ったそうです。
大国社
駒繫松
堀部安兵衛の碑
入口そばに建つ堀部安兵衛の碑。
忠臣蔵における代表的な説話であり、地域の伝承として知られる「高田馬場の決闘」で有名な赤穂浪士の堀部安兵衛の功績をたたえる碑です。
ヤギ
境内にヤギがいてびっくりしました。
日向ぼっこしている姿が可愛らしかったです。
ネットを見ると馬もいるようなのですが、私が参拝に訪れたときは残念ながら見かけませんでした。
水稲荷神社へのアクセス方法(行き方)
電車(行き方)
- 東京メトロ東西線の「早稲田駅」から徒歩約10分
- 都電荒川線の「面影橋」から徒歩約3分
電車とバス
- JR高田馬場駅より都バスに乗車し、「西早稲田」バス停で下車、徒歩約3分
駐車場
- なし
地図
- 住所:東京都新宿区西早稲田3丁目5番43号