金沢市此花町に鎮座する安江八幡宮は、平安時代中期の天慶二年(939)に応神天皇、神功皇后を祀ったのが始まりとされる神社です。
また、金沢五社のひとつであり、県内唯一の水天宮を合わせて祀られていることでも知られています。
このページでは、そんな歴史ある安江八幡宮の御朱印やご利益、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
安江八幡宮の御朱印
私が参拝に訪れたときは2種類の御朱印を頂くことができました。
安江八幡宮の御朱印
金沢水天宮の御朱印
安江八幡宮の御朱印帳
御朱印帳も2種類ありました。
安江八幡宮のご利益
安江八幡宮では、「火防守護」「病気平癒」「出世開運」「武運長久」「家内安全」「安産祈願」「子孫繁栄」「健康長寿」などのご利益を授けてくださるといわれています。
安江八幡宮の御祭神
- 誉田別尊(ホンタワケノミコト)
- 気長足姫尊(オキナガタラシヒメノミコト)
- 玉依姫尊(タマヨリヒメノミコト)
水天宮の御祭神
県内唯一の水天宮が祀られていることから、「安産祈願」「子授け」のご利益を授かろうと多くの方が参拝に訪れます。
- 天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
- 安徳天皇
安江八幡宮の境内
安江八幡宮を参拝するのに拝観料などはありません。
花が飾られた美しい手水舎。
社殿。
安江八幡宮は、鍛冶八幡さんとも呼ばれています。
昔はこの周辺に多くの鍛冶屋がいて、刀鍛冶が水火の伝授を必ず神社で行なった事からそう呼ばれるようになったと言われています。
江戸時代には、代々加賀藩主の崇敬が厚かったことから金沢五社のひとつにも選ばれています。
御神木
加賀八幡起上り
安江八幡宮は、「加賀八幡起上り」発祥の地としても有名で、石川県の公式キャラクター「ひゃくまんさん」のモデルにもなっています。
「厄除け」「病気平癒」「子どもの健康祈願」の他、「転んでも起き上がる」ことから、商売繁盛の縁起物となっています。
稲荷社
京都の伏見稲荷の御分霊「宇迦之御魂大神」が祀られています。
「商売繁盛」「五穀豊穣」のご利益を授けてくださるといわれています。
白鳥社
江戸時代の宝暦三年(1753)に創業した林茶店の茶畑より現れた御神像が祀られています。
勇ましい姿から「日本武尊」として境内に祀ら、「五穀豊穣」「商売繁盛」「出世・開運招福」のご利益を授けてくださるといわれています。
また、刀鍛冶の姿をしていることから、この地に住む刀鍛冶の信仰を集めたとも伝えられています。
【動画】安江八幡宮の境内の様子
安江八幡宮の境内の様子を動画にしました。
歴史ある境内の様子をぜひ動画でもご覧ください。
安江八幡宮へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- 金沢駅から徒歩約5分
駐車場
- あり
地図
- 住所:石川県金沢市此花町11-27