石川県金沢市兼六町1丁目に鎮座する金澤神社へ御朱印を頂きに行ってきました。
寛政六年(1794)に十一代藩主であった前田治脩が、金城霊澤のほとりに菅原道真を祀ったことが始まりで、創建当時は藩校明倫堂の鎮守として、その後は竹沢御殿の鎮守としてこの地を見守ってきた神社です。
このページでは、頂いた御朱印やご利益、アクセス方法や駐車場、境内の様子などをご紹介していきます。
目次
金澤神社の御朱印
こちらが頂いた御朱印になります。
金澤神社の御朱印帳
私が訪れたときは、社殿の上で羽を休めている鳳凰と満月が描かれた御朱印帳(1,200円)が置かれていました。
金澤神社のご利益
御祭神が学問の神様である菅原道真公であることから、学問成就のご利益を授けてくださるといわれています。
また相殿として祀られている白蛇龍神は、「火難・水難・災難除け」「金運・商売繁盛」の神として多くの方々に崇敬されています。
金澤神社のパワースポット
白阿紫稲荷大明神
白阿紫稲荷大明神は商売繁盛の神様です。
夢牛
天神様のお使いの牛で、なでると願いが叶うという夢牛。
受験生の親御さんたちが試験日が近づくと熱心に願いを込めて撫でているそうです。
金澤神社の境内
金澤神社を参拝するのに拝観料などはありません。
上の朱色の鳥居が一の鳥居。
下の鳥居が二の鳥居になります。
二の鳥居前の坂道が隋神坂と呼ばれています。
神門(隋身門)
平成五年(1993)に復刻竣工した神門。
隋身様と呼ばれる神像が祀られていることから、隋身門とも呼ばれています。
手水舎
手水舎の水は、境内の井戸から24時間汲み上げられていて、金城霊沢の地下水源と同じなんだそうです。
毎年、水質検査も行われ飲料水としても使用されています。
拝殿
拝殿は、国登録有形文化財に指定されています。
御山神輿
放生池
金城霊沢
金城霊沢は、金沢の地名の発祥地と言われています。
その昔、藤五郎という貧しい農夫が山から掘ってきた「芋」をここで洗うと沢山の砂金が出てきました。
藤五郎は、その砂金を独占することなく貧しい人々に分け与え仲良く暮らしたことから、「金」を洗う「沢」で「金沢」という地名になったという説があります。
鳳凰山
鳳凰山は、竹沢御殿とともに造られた築山の一つです。
全国の奇石、珍石を集めて鳳凰が舞い降りる姿に造られていたといわれています。
板屋神社遥拝所
板屋神社遥拝所は、革新的な方法で金沢城へ用水を引いた「板屋兵四郎」を祀る板屋神社を園内から参拝するための建物です。
遥拝所横には、石管(当時の水道管)があります。
金澤神社へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
城下まち金沢周遊
- 金沢駅東口3番始発8時36分から終発18時まで
北鉄バス
- 金沢駅西口4番から成巽閣前下車0分
- 金沢駅東口6番から出羽町金沢医療センター下車3分
兼六園シャトルバス
- 金沢駅東6番から成巽閣前下車(所要時間12分)
駐車場
- なし(近隣に有料の兼六園上パーキングあり)
地図
- 住所:石川県金沢市兼六町1丁目3