神奈川県横浜市都筑区大棚西にある大塚・歳勝土遺跡公園は、地下に遺跡が眠っている公園です。
園内には、弥生時代の遺跡の真上に当時の住居や墓地を再生・復元した場所があったり、江戸時代の民家「旧長沢家住宅が」が復元されていたりと見どころが豊富です。
また、遺跡から見つかった土器や石器などが展示されている横浜市歴史博物館にも隣接しています。
このページでは、そんな歴史の面影を感じる公園へのアクセス方法や駐車場、トイレなどの情報をご紹介していきます。
目次
大塚・歳勝土遺跡公園へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- 横浜市営地下鉄の「センター北駅」から歩行者専用道路
駐車場
- 公園内に駐車場はありません
- 博物館に駐車場あり(1時間200円)
地図
- 住所:神奈川県横浜市都筑区大棚西1
大塚・歳勝土遺跡公園の基本情報
開園時間
- 午前9時~午後5時 ※大塚遺跡などの施設を除く公園部分は24時間開放
休園日(大塚遺跡)
- 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金
- 無料
トイレ
- あり
大塚・歳勝土遺跡公園の園内マップ
こちらが園内マップになります。
大塚・歳勝土遺跡
大塚・歳勝土遺跡は、今から約2000年前の弥生時代中期にこの地方で稲作を始めた人々のムラ(大塚)とその墓地(歳勝土)を中心とした遺跡です。
大塚・歳勝土遺跡は、ムラと墓が一体としてわかる貴重な遺跡として昭和六十一年(1986)に国の史跡に指定されました。
大塚遺跡
大塚遺跡では、まわりに大きな溝をめぐらせた外周600メートルにおよぶ大規模なムラ(環濠集落)の全体が発掘され、85軒の竪穴住居跡と
10棟の高床倉庫跡などが発見されました。
歳勝土遺跡
歳勝土遺跡では、25基の方形周溝墓が確認されましたが、西側にまだ調査されていない部分があり、総数は30基前後と推定されています。
都筑民家園
旧長沢家住宅は、港北ニュータウン整備に伴い、その部材が横浜市に寄贈され復元した民家です。
かつては都築郡牛久保村(現在の都筑区牛久保一丁目)にあり、18世紀の中頃から後半にかけて建てられたと考えられています。
復元された旧長沢家住宅は、江戸時代の部材を使って建築当初の姿を基準に復元されています。
入園料は無料で、利用時間は午前9時から午後5時までとなっています。(※入園料や利用時間は変更になっている可能性がございます。)
体験広場
駆け回って遊べる広場。
遊具広場
遊具広場には、お子さんが遊べる遊具が設置されています。
ターザンロープで楽しそうに遊んでいる子供たちが印象的でした。