神奈川県川崎市宮前区野川に建つ「聚海山 西蔵寺」は、天台宗の寺院です。
川崎市内最古の名刹影向寺十二坊の一つと言われ、古くは現在の野川小学校の近くにあったと伝えられています。
このページでは、そんな由緒ある西蔵寺へのアクセス方法と境内の様子などをご紹介していきます。
目次
西蔵寺へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- JR南武線の「武蔵新城駅」から徒歩約25分
- 東急田園都市線の「梶が谷駅」から徒歩約26分
- 横浜市営地下鉄グリーンラインの「東山田駅」から徒歩約28分
バス
- 野川小前バス停 から徒歩3分
- 野川郵便局前バス停 から徒歩3分
- 上野川バス停 から徒歩5分
地図
- 住所:神奈川県川崎市宮前区野川856
西蔵寺の境内
天平十二年(740)、皇后の病気平癒祈願のために、行基大僧正が薬師如来と阿弥陀如来と共に聖観音像を彫刻して安置されたと伝えられています。
中興開基は、鎌倉時代の源氏入道法印正次といわれています。
故あって鎌倉から落のびたところ、荒廃していた西蔵寺を再興しました。
山門
六地蔵
山門前に立つ六地蔵。
本堂
ご本尊は、聖観世音菩薩。
慈覚大師が影向寺の薬師如来を掘った余り木で製作されたと伝えられています。
そのため、「余り木観音」の異名があるそうです。
西蔵寺は、準西国稲毛三十三観世音霊場の第三十二番札所、都築橘樹酉年地蔵尊霊場の第十六番札所にもなっています。
水子地蔵
春には美しい枝垂れ桜と花を見ることができます。