山梨県甲府市湯村3丁目に建つ「福田山 塩澤寺」へ御朱印を頂きに行ってきました。
大同三年(808)に弘法大師(空海上人)が衆生救済のために諸国行脚をしていたときに、当地にて厄除地蔵大菩薩の霊験を感じられ、大師自らが六寸(20㎝)あまりの座像を彫刻し、その尊像を開眼したのが塩澤寺のはじまりとされています。
このページでは、そんな由緒ある塩澤寺の御朱印やご利益、境内の様子、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
塩澤寺の御朱印
こちらが御朱印になります。
塩澤寺は、甲斐百八霊場の第六十三番札所になっています。
甲府山の手七福神の大黒天の御朱印
塩澤寺には、甲府山の手七福神の大黒天が祀られているので、大黒天の御朱印も頂くことができます。
塩澤寺のアマビエお札
私が訪れたときは、アマビエのお札も配られていました。
塩澤寺のご利益
塩澤寺は、昔から「やくじぞうさん」の愛称で親しまれ、厄除祈祷で参拝に訪れる人が多くいるお寺です。
毎年2月13日正午から14日正午の間にお参りすると、厄払いの願いを聞き届けてくれるという厄除地蔵尊大祭には、県外から多くの参拝者が訪れます。
塩澤寺の境内
塩澤寺のすぐ近くには、湯村温泉郷があります。
山門
二層の立派な山門。
参拝するのに拝観料などはありませんでした。
山門には足腰の健康、健脚の願いが込められているのでしょうか。
大きな草履が掲げられていました。
手水舎
地蔵堂
国指定重要文化財に指定されている地蔵堂は、自然の岩盤を台座とする地蔵菩薩の覆堂です。
桁行6.36メートル、梁間7.27メートル、屋根は寄棟造・茅葺き形の銅板葺きで、建立の時期は室町時代末期という説が有力でしたが、近年の建築史研究では、その装飾様式から江戸時代初期という説もあるようです。
昭和三十二年(1957)の解体修理によって復元されました。
地蔵堂から後ろを振り返ると甲府の街並みが広がっていました。
遠くには富士山も望むことができます。
甲府七福神の大黒天
甲府七福神の大黒天様。
御朱印を頂くために中に入ると「なで大黒天」様がいらっしゃいました。
舞鶴松
山門の隣には、県指定の天然記念物の舞鶴松が立っています。
樹齢450年以上といわれる立派なクロマツです。
鶴が両翼を開いて舞い上がる姿に似ているところから「舞鶴松」という呼ばれるようになったそうです。
【動画】塩澤寺の境内の様子
塩澤寺の境内の様子を動画にしました。
開創千二百年の古刹の境内の様子をぜひ動画でもご覧ください。
塩澤寺へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 甲府駅からバスで「湯村温泉停留所」で下車し、徒歩約10分
※塩澤寺厄除地蔵尊大祭のときは交通規制があります。
タクシー
- 甲府駅からタクシーで約10分
駐車場
- あり
地図
- 山梨県甲府市湯村3丁目17-2