火燈公園|長野県諏訪市四賀

火燈公園 諏訪

火燈公園がある場所は、鳥居火、三ツ星、五王ノ鬼塚のほぼ中央に位置することから、区民が「太古からの仕来り」を想う意味からも「火燈し公園」と名付けた公園です。

このページでは、そんな公園をご紹介するとともに、アクセス方法などもお伝えしていきます。

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火燈公園

小さな公園で、頼重院の隣にあります。

諏訪 火燈公園

以下、公園の説明版に書かれていたことを記載します。

神戸村では、御柱年の盆の十五日(七月)の夕、頼重院の裏山、前山の峰近い「火とぼし場(火燈場)」で、諏訪大社へ鳥居火を灯して、奉納した。

その年の新しい「麻がら」で作った大きな松明を、神宮寺村河原崎の上社大鳥居の所で見て最も鳥居の形に見えるように、火燈場の斜面に配して灯し、諏訪明神へ「かがり火」を上げた。

この鳥居火は、「太古からの仕来り」で、いつから行われていたかは明確ではないが、文化十五年(1818)の口上書から推察すると、竹田の時代に始まったのではないかと思われる。

武田勝頼は、天正六年(1578)の御柱年に、上社及び下社の大規模な御造営をしており、この時上社の御造営にあたった番匠(大工)が、火燈山に鳥居火の設計をしたのではないかと考えられている。

火燈公園 諏訪市

鳥居火の鳥居は、笠木の長さ約100m、貫の長さ約84m、脚の幅約66mという大仕掛け。

点火は先ず大久保の峰の三ツ星から灯し始め、上桑原村から来たお見舞いの大松明を、大久保山の峰に背負い上げ、夕日の沈むころに灯して三ツ星とし、鳥居火を上げる前ぶれとした。

現在の諏訪農協会館前あたりに五王ノ鬼塚があり、この五王ノ鬼塚の松明に転嫁するのを合図に、火とぼし場でもいっせいに点火して鳥居火とした。

火燈公園へのアクセス方法

電車(最寄り駅)

  • 茅野駅から徒歩約30分

火燈公園 諏訪 アクセス

地図

  • 住所:長野県諏訪市四賀

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