千葉県成田市に建つ真言宗豊山派の東勝寺(宗吾霊堂)へ御朱印を頂きに行ってきました。
開基はたいへん古く、桓武天皇の時代に征夷大将軍であった坂上田村麻呂が房総を平定した際に、戦没者供養のために建立された寺院だと伝えられています。
また、江戸時代初期に凶作と重税に苦しむ領民を救った木内惣五郎(佐倉宗吾)が祀られています。
そんな成田市の古刹である東勝寺(宗吾霊堂)の御朱印とご利益をご紹介していくとともに、アクセス方法や駐車場などの情報もお伝えしていきます。
目次
宗吾霊堂(東勝寺)の御朱印
こちらが東勝寺(宗吾霊堂)の御朱印になります。
東勝寺(宗吾霊堂)のご利益
江戸時代初期に重税に苦しむ農民のために立ち上がった佐倉宗吾の菩提寺で、厄除け祈願や家内安全、商売繁盛などのご利益を授けてくださるといわれています。
また、木内惣五郎(佐倉宗吾)は、農民の神様として崇められています。
宗吾霊堂(東勝寺)へのアクセス方法(行き方)
電車と徒歩
- 京成宗吾参道駅から徒歩約10分
電車とバス
- 京成「成田駅」の中央口7番バス乗り場から「甚兵衛渡し行き」バスに乗車し、「宗吾霊堂」下車
- 「成田市コミュニティバス 北須賀ルート」で「宗吾霊堂」下車
駐車場
- あり
地図
- 住所:千葉県成田市宗吾1丁目-558
宗吾参道駅から宗吾霊堂(東勝寺)までの道のり
私は実際に宗吾参道駅から東勝寺(宗吾霊堂)まで歩いて行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
改札口はひとつしかありません。
改札口を出たら西口へ向かいます。
たくさんの自転車が置かれた西口を出たら、まずは線路沿いを歩いて行きます。
駅前に立っていた地図には、義民ロード案内図が描かれていました。
踏切のところで左に曲がります。
大きな石灯籠が建っていました。
ちょうど桜の見頃の時期に来ることができたので、道の途中には満開の桜を見ることができました。
リスでしょうか。
歩道と道路を分ける石柱のところに動物の置物が飾られていました。
県道137号線(宗吾酒々井線)まで来たら、右に曲がります。
宗吾郵便局の横を通り過ぎます。
東勝寺(宗吾霊堂)に到着しました。
宗吾参道駅を13時17分に出発して、東勝寺(宗吾霊堂)に到着したときの時間が13時30分だったので、駅からの所要時間は13分。
万歩計は1336歩で、距離は1.04kmとなりました。
宗吾霊堂(東勝寺)の境内
仁王門
立派な仁王門は、昭和五十三年(1978)に宗吾様の325年忌記念事業として完成しましたものです。
宗吾父子の御墓
佐倉宗吾は、本名を木内惣五郎といい、慶長十七年(1612)に下総国印旛郡公津村台方に生まれ育ちました。
当時、割本名主であった惣五郎は、凶作と重税に苦しむ領民を救うために、死を覚悟して徳川四代将軍の家綱公に直訴しました。
このことによって領民は救われましたが、禁じられていた将軍への直訴によって惣五郎とその家族は刑に処せられてしまいました。
それ以来、惣五郎は農民の神様として崇められ今日に至っています。
宗吾霊堂大本堂
宗吾霊堂大本堂は、大正十年に8ヶ月の歳月を費やして再建されたもので、御本尊には、佐倉宗吾の霊を祀っています。
薬師堂
大本坊
奥之院
奥之院は、宗吾霊350年祭記念事業で、平成十四年(2002)に建立されたものです。
御本尊は、松本明慶氏作「十一面観世音菩薩」です。
宗吾霊宝殿
石心苑
宗吾御一代記館
宗吾御一代記館には、義民宗吾の生涯を等身大の人形66体を十三場面に配置構成して再現されているものを見ることができます。