茨城県常総市豊岡町に建つ弘経寺へ御朱印を頂きに行ってきました。
弘経寺は、応永二十一年(1414)に嘆誉良肇上人によって開基された浄土宗のお寺です。
豊臣秀頼に嫁いだ徳川家康の孫である千姫のお墓があることでも有名です。
そんな弘経寺の御朱印と境内の様子を写真でお伝えするとともに、アクセス方法や駐車場などの情報についてもご紹介していきます。
目次
弘経寺の御朱印
こちらが弘経寺の御朱印になります。
御朱印を頂いた後にネットを見ていて気付いたのですが、この他にも千姫の御朱印も頂けるようです。
千姫の御朱印
元三大師安楽寺から県道沿いに自転車で15分程で弘経寺へ到着、浄土宗寿亀山天樹院弘経寺で関東十八檀林の一つ、飯沼の弘経寺とも、千姫様の墓地があり水海道の千姫祭りにも関わっているお寺です、御本尊阿弥陀如来様と千姫の御朱印を頂きました#茨城県常総市寺社巡り#御朱印 pic.twitter.com/bofZrbdlT9
— mtoto753 (@mtoto753) 2019年3月1日
弘経寺へのアクセス方法(行き方)
電車とタクシー
- 水海道駅からタクシーで約10分
電車とレンタサイクル
水海道駅では、無料の駅レンタサイクルのサービスがあるので、そちらを利用するのもおすすめです。
私自身この自転車で行ってきたのですが、所要時間は18分でした。
- レンタル時間:8:00~18:00
駐車場
- 駐車場あり(無料)
地図
- 住所:茨城県常総市豊岡町甲1番地
水海道駅からレンタサイクルで弘経寺まで行った道のり
私は水海道駅でレンタサイクルさせてもらって、弘経寺まで行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
自転車は、水海道駅の駅員さんに借りたいことを伝えて、必要書類に記入すればOKです。
駅を出たら、右手にある大通りを渡り、駅通り商店街の中を進んで行きます。
朝早かったせいもあると思うのですが、ちょっとさみしい商店街の中を進んで行きます。
この駅前商店街は「絵画の道」と呼び、絵画の展示などを行っているそうです。
宝町大通りにぶつかったら左に曲がります。
宝栄サンロードまで来たら、交差点を渡ってから、右に曲がります。
橋本町交差点、国道354号線まで来たら、交差点を渡ってから左に曲がります。
国道沿いを進んで行きます。
豊水橋を渡ります。
豊水橋の下は、鬼怒川が流れています。
シティマーケットうおまつ豊岡店を通り過ぎた次の信号のところを右に曲がります。
諏訪神社の横を通り過ぎます。
バーベキュー村「森の里」の横を通り過ぎます。
緑が生い茂る中を抜けたら、右に曲がります。
田舎道の中を進んで行きます。
弘経寺に到着しました。
8時44分に水海道駅をスタートして、弘経寺に到着したときの時間が9時2分だったので、駅からの自転車での所要時間は18分となりました。
弘経寺の境内
弘経寺は、室町時代には関東浄土宗の中心寺院として栄え、多くの学僧を世に送った有力寺院だったそうです。
その後、戦火によってその勢いは衰えますが、江戸時代に入ると第十世照誉了学上人によって再興し、江戸時代には紫衣壇林として十八壇林の中でも上位に置かれる寺院となります。
手水舎。
本堂
寛永六年(1629)の再建から年月が経ち、建物の傷みも目立つようになってきたことから、平成十八年(2006)に改修に着手し、平成二十年(2008)にその落慶を迎えました。
市指定文化財になっています。
開山堂
来迎杉
本堂前に立つ巨大な杉の木は、来迎杉と呼ばれています。
この名は、修行僧宗運の貉伝説からきているそうです。
千姫御廟
千姫は慶長二年(1597)に徳川二代将軍となる秀忠の子として生まれました。
その後、わずか7歳で豊臣秀吉の子である秀頼に嫁ぎ、大坂夏の陣で豊臣家が滅亡するにあたり、大坂城から救出され江戸へと送られました。
寛文六年(1666)に没した千姫は、徳川家の菩提寺である伝通院に葬られましたが、落飾したときより弘経寺を菩提寺と定めていたため、弘経寺には遺髪が納められたとされています。
弘経寺の花
弘経寺の境内では、秋になると真っ赤な彼岸花が一面に広がります。