東京都世田谷区奥沢5丁目に鎮座する奥沢神社(奥澤神社)へ御朱印を頂きに行ってきました。
鳥居に巻き付いている「藁の大蛇」が印象的な境内の様子を写真でお伝えするとともに、ご利益やパワースポット、アクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
奥沢神社の御朱印
こちらが奥沢神社の御朱印になります。
御朱印は社殿向かって左側に建つ社務所で頂くことができます。
御朱印は書き置きのみで、初穂料500円。
11時40分から12時30分の間は、頒布できないようなので行かれるときはご注意ください。
社務所に人の姿がないときは、こちらの魚の木魚を叩きます。
奥沢神社のご利益
御朱印にも書かれていますが、奥沢神社は災厄除の神様です。
江戸時代の中期、奥沢地区周辺で疫病が流行したときに、名主の夢枕に八幡様が現れ、「藁で造った大蛇を村人が担ぎ村内を巡行させよ」とのお告げがあり、実際に言われた通りにしたところ疫病が治ったそうで、その後村人たちが藁の大蛇を鳥居に掲げ、以来「厄除大蛇」と呼ばれているそうです。
御祭神
- 誉田別命(ほんだわけのみこと)
- 倉稲魂之命(いなくらたまのみこと)
奥沢神社のパワースポット
御神木
社殿左側に立っている御神木や社殿前に立っている世田谷区の名木百選にも選ばれているスダジイなど、都会の住宅街の中とは思えないほど、緑豊かな境内です。
奥沢弁才天社
社殿の左奥には、奥沢弁財才天社が祀られています。
弁才天社は、南方100メートルほどのところにあった湧水池から昭和二十五年(1950)に移転してきたもので、「奥沢弁天池」の名で呼ばれ、池の主の白蛇が奥沢の田畑に水の恵みを与えていたそうです。
弁才天は、昔から「芸能」や「福徳」「縁結び」などのご利益を授けていただけるといわれています。
奥沢神社へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- 東急目黒線の「奥沢駅」から歩いて約2分
- 東急東横線・大井町線の「自由が丘駅」から歩いて約5分
地図
- 東京都世田谷区 奥沢5丁目22-1
奥沢駅から奥沢神社までの道のり
実際に奥沢駅から奥沢神社まで行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
目黒線の日吉方面行きの電車に乗って奥沢駅に到着しました。
改札口を出たら右に曲がります。
線路を渡り、あとはこの道を真っすぐ歩いて行くだけです。
目黒駅方面の電車に乗ってきた場合は、ここが改札口になります。
世田谷奥沢郵便局の横を通り過ぎます。
道路を挟んだ左手に、奥沢神社が見えてきます。
奥沢神社に到着しました。
奥沢駅から奥沢神社までの所要時間は3分でした。
万歩計は249歩で、距離は190メートルとなりました。
奥沢神社の境内
奥沢神社のはじまりは、世田谷城主の吉良氏の家臣、大平氏が奥沢城を築くにあたり守護神として勧請したのがはじまりとされています。
鳥居をくぐったところに力強い狛犬が一対建っています。
こちらが手水舎です。
社殿
社殿は、昭和四十五年(1970)に完成し、尾州檜材を用い、室町期の様式を採用したものだそうです。
こちらの鈴を鳴らして参拝します。
道標
八幡小学校発祥之地
地蔵尊
庚申塔
奥沢神社の蛇まつり
9月の第2土曜日と日曜日には、例祭が行われます。
東京都の無形民俗文化財にも指定され、長さ約10メートル、重さ約150キロになる巨大な藁の大蛇を十数人で担いで町内を歩きます。